アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

たゆたう花

1年前、脚本家の今井雅子さんと知り合い

川上徹也さんと鶴野充茂さんのお2人をご紹介いただいたとき

私はもうひとつ無茶振りをお願いした。

「迷ナレーター達が紡ぐ朗読の世界というroomをやってます。15分ほどの短編を書いてもらえませんか?土曜日までに、あてがきで」

ビジネス書は書いていないなら、小説をお願いすれば良い。

毎度の「ダメ元」精神で聞いてみたのだ。

今井さんは「えーーー!」

と一瞬焦ったものの

友人との旅先で朗読したいこと、少し色っぽいものでも良いと思っているなど設定だけお願いすると

なんと翌日にはプロットを送ってきてくれた。

人気の脚本家に厚かましくもこんな依頼をするなんて。

あとで恥ずかしくなったが、今井さんのノリは上々だった。

ここはこうしてほしいというリクエストに素早く応え、事前に練習するのにも付き合ってくれた。

そして、友人と私の福島2人旅の道中は

まるで今井さんとも一緒に過ごしているかのように写真を送り、密にやりとりしたのだった。

そのときの短編「たゆたう花

1年の時を経て、今井雅子さんがnoteにアップしてくれた。

耳ビジの思い出とともに。

いま、思い出しても恥ずかしいくらい、ホテルの部屋で熱演した私たち(笑)

クラハでどこまて効果音などが使えるか?も実験できて楽しかったな。

ちなみに、私たちはそういう間柄ではないのでご安心くださいね(笑)

再演してほしいと言われるけど、あれができたのは同じ場所に2人がいたからだと思う。

どうしてもそれぞれの場所だと微妙なタイムラグがあるし

ポイントとなる吐息(笑)

これも一緒にいるからこそのエロティシズム。

今年も一緒に旅に行くが、朗読が待ってると思うと本気でお酒が飲めないのよね(・_・;

以上のような理由で、やるにしても別々の部屋になっちゃうだろうなぁ。クオリティ下がりそう。

なににつけても妙なプロ意識が邪魔します(笑)

そういえば昨日の迷ナレーター達の朗読はとても良かった。

うっかり寝てしまってアーカイブを聴いたが

4人それぞれが個性を出していた。

同じ小川未明でも作品の雰囲気も違って、よく工夫していた。

いつも言っているが、朗読は聴き手を楽しませてナンボ。

自分が悦に入っては寒くなる。

もちろん、ポエトリーreadingなどはまた違うが

どうすれば聴き手がわかりやすく、飽きずに聴けるか?

エンターテイメントなのだ。

その点で、なにかしらキャラを立たせる工夫が必要。

悪役、良い役、面白い役

例えば子供が聴いたら転げ回って笑い、同じセリフを何度も言って欲しがるような。

最近は参加していないが、若いメンバーが自由な朗読を聴かせてくれたことが嬉しい。

骨太の小説から童話まで、幅広く朗読できるよう、私も精進します。

私が今日ドタキャンした友人が

回復祈願したよと送ってきてくれました(笑)

効果ありそう!

明日からは梛木春幸さんの本の朗読です。

トヨコがんばれ(⌒-⌒; )

こちらの記事もぜひ

公開セッション

情報の選別について

すごく正直

コメントを書く