アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

見守る人

朗読を教えている大山りえさんが

和遍鐘のコンサートに友情出演した。

私は和遍鐘を今回はじめて知ったのだが

中国由来の鐘で、音階があり、その響きは、それはそれは美しい。

りえさんはその演奏曲の説明をナレーションしたり

智恵子抄の朗読を担当した。

私が朗読を教え始めてまだ2クール目だが

プロではないものの、良い感性があるので教え甲斐がある。

イメージをしっかり持たせて、緩急などのアドバイスもして

人前での朗読ができるくらいに仕上がった。

そして本番。

舞台は新神戸の教会である。

私も見に行くことに。

教え子の本番だからといって、とくに緊張もせず(笑)

まぁ、なんとかやるだろう。という感じで

見守っていた。

さぁ、メインの智恵子抄が始まった!

「おつかれさまー!良かったよ!」

「最後間違えちゃって」

「あんなん大したことないし」

かつては私も舞台で朗読を披露して、師匠が見にきたときには緊張したものだが

見守る側の気持ちはこんな感じなんだなぁと思った。

レッスンしてきた成果をそのまま出せればOKだし

和遍鐘の力を借りて、より良く仕上がればラッキー!

今日は、これまでで1番良かったと思った。

教え子を見守る。

活躍は嬉しいものである。

 

 




 

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