愛はあるか?
お酒が好きな私。
とは言っても、飲むのはだいたいワイン、日本酒、あとは焼酎。もちろんビールは多少飲むけれど。
細かいことはわからず、ただ美味しいものを飲むだけなのだが
ワインに限って言えば、知人に誘われてたまに参加するワインの勉強会のお陰で
ちょっとだけ知識をもてたかな、と思う。←ほとんどすぐ忘れるけど(⌒-⌒; )
今夜もそのワイン勉強会「しらたきの会」だった。
少々遅れての参加となったのだが、
メンバーがカウンターに並び、静かに何かを聞いている。
「あれ?いつもと趣向が違いますね。
何を聞いてるんですか?」
なんと、先生であるマスターSさんが、先日ラジオのゲストでワインの話しをしてきたときの録音だそうな。
自分の出演したラジオを聞かせるなんて、Sさんったら可愛いじゃん(笑)
今夜の飲み比べは、同じ葡萄品種だが産地の違うものだった。
グルナッシュやシラーを使った、重くてスパイシーなワインである。
見た目はそっくりだけど、香りが全然違う。
右がオーストラリア、左が南フランスで、
一口目の感想としてはオーストラリアの方が私は好きだった。
さて・・・
ところが、である。
昼食を食べそびれて、胃が空っぽの状態だった私。
ワインと一緒にパンとオリーブオイルが出てきたので、それをつまんだものの、
重いワインが喉に通らない。
他の人も同じことを言っている。
うむむ、毎回おかわりを頼むほど美味しいワインが出てくるのだが
いや、もちろん美味しくなかったわけではないのだが
この時間(18時過ぎ)にいきなり飲むのは・・・しかも飲み比べだから二杯も・・・
つまみが足りない!!
へんこつ者で有名なマスターで、みんないつも少々気を遣っているのだが
私はお構いなし(^_^;)
「Sさん!つまみが足りないんですけど~」
「鼻でもつまんどけ」
「チェっ!飲みきれないですよ~
これ、3軒目に飲むワインですよ~」
思ったままに口にした感想だったのだが、
あとで、相当冒険な発言だったらしいとわかった。
でも、Sさんは頭を抱える仕草をしたものの、プンプン怒ったりせず相手をしてくれた。
Sさんという人は、結構お客に対してハッキリモノを言うタイプなので
時には叱られることもあるのだ(笑)
なんと、この日のワイン、飲み残した。
「下間さんが残すなんて」
言われたけれど、身体は受け付けない。
それどころか、3軒目のワインが胃に入ったせいか、食欲まで無くなった。
お~これは凄い発見かもしれない!
食前にこのワインを飲むと、食べ過ぎが抑えられるかもよ?!
その後、皆で食事に行き、あのワインと合いそうな肉を胃の中に入れてるうちに、
中で緩和されたのか、ようやく落ち着いてきた。
でも、皆、結局、普段より食べなかったと思う。
最後はいつものマスカで飲み直し。
選ぶワインは赤ではなく、白。
やっぱり3軒目のワインから始まってしまった胃と口は、そうとうダメージがあったらしい。
リセットしたい。
そんな感じだった。
飲みながら、Sさんに対しての私の発言について話題になった。
私はいつもSさんにツッコミを入れて遊ぶ。
怖いと思われている人だけに、いじりたくて仕方なくなるのだ。
「でも、愛はありますから。Sさんに」
私が言うと、皆驚いたような、感心したような反応をした。
もちろん、Sさんが私に言われて傷ついてたら、愛があるもなにもないのだが
たぶん、怒ってないところを見ると、愛が伝わってるかと・・・←勝手な判断?
嫌いな人は、放置または、悪意のある嫌味で追い込んでしまうことがある性格の悪い私だが
イケズなことを言っていじめたりからかったりしてるときは愛があるつもりで・・・。
誰でもそんなところあるんじゃないかと思うけど。
実際に口に出して言うかどうかは、キャラクターによって違うけどね。
今日のメンバーも、私に対して失礼な?発言をする人もいるが、
愛を感じるのでぜんぜん傷ついたり怒ったりしない。
愛があるように見せて、自己愛ばっかりの人はやだな。
そういう人の発言や対応は傷つく。
それなのに、自分も結局自己愛で傷つけてることがある。
反省・・・
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