アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

ほら、そういうことするから。

今週の耳ビジは

【「気がきく人」が大事にしている、ちょっとしたこと】七條千恵美著

の朗読だった。

「気が利く」

これは小さい頃から親に教育されたことのような気がする。

なにかと「気が利く」ことをしたら褒められていたのではないか。

そのお陰もあって、例えば宴会では幹事役をこなせるし、必要とあらば、料理のとりわけもできるし、困っている人を見つけるのもお手のもの。

とはいえ、お節介や、押し付けも、時にはやってしまう(⌒-⌒; )

まだまだ修行中でゴザイマス。

この本では7つに分けて気が利く人のやっているちょっとしたことを紹介してくれている。

昨日も書いたが、ユーモアのある気の利いたひと言は、とくに楽しく、自分もそうありたいと思う。

バスの中で子供が泣いたときに、そばにいたオジサンが「嫌なことがあったので、オジサンのぶんも泣いてくれる?」と声をかけたエピソードなどは

とかくせちがらい世の中でほっこりさせてくれる。

さて、気が利く人はモテるのではないか?

と思うのだが

モテるというより「勘違いさせる」こともありそう。

今日、仕事仲間のSちゃんと、そんな話をしていた帰り道のできごと。

仕事が終わり局を出ると、小雨が降っていた。

「えー!傘ない!」とSちゃん。

私はビニール傘を持っていた。

「これ大きいから一緒に入ろ」

2人で駅に向かう。ただ、彼女と私は路線が違うので、分かれ道のところまできたとき

「今日は東西線?そこまで行くよ」

彼女が濡れないように、と、私が言ったところ

「いいよいいよ、とよちゃん早く帰りたいでしょ」

回り道とは言っても、ほんの20メートルかそこらの話だ。

「そんなの変わらないわよ、良いって」

傘に入れてもう一度歩きだしたところ

「ほら、そういうことするから」

「えーーー?!こんなの」

例え話にしては低レベルだが、ちょっとしたことで勘違いすることもあるのはわかる。

私も気が利くオトコには弱い。

一方、「やってあげた」アピールが強い人は残念(笑)

とはいえ、毎回さりげなく気を利かせていると「あたりまえ」と取られるので要注意かも。

いつもお世話になってる人も同じ。

当たり前のようにしなやかに動いてくれていることに感謝♡




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