アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

むかしの恋の色彩

久しぶりにせっちゃんのコンサートだった。

去年11月に予定していたところ、せっちゃん自身がコロナになってしまい延期となったのだ。

せっちゃん。

斎藤和義である。

プラ活(プライスレス活動)仲間のRちゃんに誘われて行き出した斎藤和義のコンサート。

その爽やかで緩やかな歌声と少年のようなトークに魅了された。

今回のコンサートはアコースティック。

彼は歌も良いが、ギターのテクニックが素晴らしい。

ドラムもやる。

今日はピアノの弾き語りもあり、ワンマンライブだったので、背後の大きなスクリーンに、映像やイラストを映して、曲の世界を膨らませてくれた。

斎藤和義といえばどの曲が思い出されるだろうか?

アップテンポの曲も好きだが、やはり「歌うたいのバラッド」は何度聴いても沁みる。

♪ 君に伝えたい言葉がある。短いけど聴いておくれよ。「愛してる」

こんなにも美しいコミュニケーションの言葉がほかにあるだろうか。

今日はアコースティックライブだったので、静かに座って聴かせてもらった。

かつて本当に愛した人にもう一度会いたい

そんな歌や

道ですれ違って想いが蘇る

こんな歌もあって、ついつい色々思い出してしまった(笑)

私にも恋の経験はひとつふたつある。

今夜、ふと思い出した過去の恋で、気づいたことが。

大切な過去の恋の想い出に色があったことだ。

2人で過ごした様々な場面の、忘れられない景色が浮かんでくるとき、そこに鮮やかな色があったのだ。

すごく昔なのに、セピア色になってないのってことは、過去を引きずってるのか?!

うふふ。

違うと思う。

終わってるけど、綺麗にアルバムの中にあるんじゃないかなぁ。

なかなか情緒深いね。

友達に勧められて、昨日たまたま観た映画「君に読む物語」は、初恋の人を永遠に愛する話だった。

斎藤和義の歌とともに昔の恋が脳裏に蘇るというのはさすがの歌声と歌詞、音楽の力ならでは。

こういうアコースティックライブもいいもんだ。

コンサート後は近くの小料理屋さんでご飯。

当てずっぽうで入った店だったけど美味しかったな。



こちらの記事もぜひ

桜の別れ

玲子叔母さんへ

コメントを書く