アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

自然体の美しさ

自分が、過去、かっこつけていたからだと思う。

ちょっと無理して口調を変えたり、気取ってみたり。

今も合ってるかどうかわからないが、フリートークしているとき(耳ビジ)の私について言えば

かっこつけようがないので、まぁ自然体なのだと思う。

他人の喋りを聴いていても、どこか気取っている人は信用置けない。

clubhouseの初期にはそんな人がたくさんいた。

でも、そういう人たちも、今はかなり諦めたようで(笑)言いたいことを普通に話しているように感じる。

さて、今日はじめてのレッスンをする生徒さんがやってきた。

半年近く待ってもらって、ようやく順番が回ってきた形で、たいそう楽しみにしてくれていたらしい。

話を聞いてみると、コミュニティっぽいラジオのパーソナリティをしていたそうな。

そして、今もスタエフをやっている。

どれくらいの実力なのかわからないので最近の配信を聴かせてもらった。

おや?素敵な声。良い感じ。

なにが特に良いかというと、自然体で話しているところ。

半素人さんは、ついつい頑張ってしゃべってしまう。

妙な共通語で、かえっておかしくなる。

でも、イントネーションも悪くないし、なにしろ声と話し方が。

それで私が率直に誉めると

泣き出した(笑)

「先生、ほんとうに?」

嘘つかないって!

私はお世辞も言わない。だって、指導を求めて来てるんだから、短所は言ってあげないとダメじゃない。

でも、指導する必要ある?

めちゃくちゃ上手いわけではないが、プロと言って良いと思った。

その後、彼女は夜のうっかりBARにも参戦し

お客さんが少なかったのも幸いして、私にガンガン質問してきた。

なにしろ、私のレッスンに申し込んだのも

「ピンときて」

ただそれだけで、私の情報をさほど知らないでやってきたらしいのだ。

お陰で、彼女に尋ねられるまま

私のこの仕事の道のりや、親の話などぜんぶ話すことになった。なんでや?!(笑)

その間、彼女はノートにせっせとメモを取っている。

他のお客さんと話しても、名前や職業ほかをメモする。

これだ。この姿勢が、素人ながらDJ的なこともできるボキャブラリーや知識の基礎となっていて

それがあるから、心に余裕を持って自然体でトークできるのだとわかった。

いいねぇ。

さて、彼女の前に、もう1人レッスンをしたが、2人とも気を遣ってプレゼントをくれた。

五感のスイーツと

お気に入りで取り寄せているという海苔。

ありがとう。

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