どうにも止まらない!
昨夜は12時くらいにベッドに入った。
さぁて、寝る前に30分だけ読もう。
取り出したのはこれ
先日送られてきた文庫本である。
というのも、、、
この小説の作家である冨長さん(トミー)とは、clubhouseで知り合った。
その頃私が毎晩やっていた「喋る仕事woman」というroomにちょくちょく顔を出してくれていたのだ。
一度もリアルで会ったことはないものの、その夜のroomをやめたあともお付き合いは続き
耳ビジで紹介する本のご縁を繋いでくれたり、私の「仕事」としての新しいモデルケースを作ってくれたりと、とても協力していただいていた。
最近ご無沙汰していたのだが、、、
「小説を出版することになったので送ります」
と連絡が来た時には驚いた。
トミーって、小説も書いてたの?!
実は、彼はそもそもクリエイターで、編集の仕事などにも携わっているようだったが、さらに遡るも芝居の脚本を書いた経験もあったことが、この本を読んでわかった。
物書きとしての資質はもともとあったわけだ。
しかし、ネット小説大賞で受賞するとはすごいではないか。
いま、ネット上で小説を書くのはブームだし、気軽に応募できるだけに受賞するのは至難の業だろう。
さらに、出版社からオファーを受けるのもすごいこと。
こうして、応募したときの文章をブラッシュアップした上で仕上がった。
352ページ!大作!
さぁて、どんな内容なのか?
ネタバレになるので控えるが
舞台はブライダル業界。
私はかつてブライダルの司会もばりばりやっていたので、この舞台設定が手に取るようにわかった。
司会者も、スタッフも
この人生最大のイベントを、いかに盛り上げて、新郎新婦やゲストが喜んで帰ってもらえるように出来るか。
これが腕の見せ所であり、責務なのだ。
この小説の中でも、そんなやり甲斐と気苦労のはざまで活躍するスタッフたちが登場する。
そして、、、予想通り、大失敗が起こる。
さらに、タイトルにつながる「濡れ衣」を着せられるスタッフ藍原。
仕組まれた罠
とまではいかない、少しずつの誤魔化しや言い訳や責任転嫁が
どんどんと藍原を炎上の渦に追いやる。
この過程が、Aからの目線、Bからの目線、Cからの、、、
と言うふうにのちの検証含めて興味深く描かれて
今のネット社会の恐ろしさを見せつける。
渦中の藍原がくじけず立ち向かっていく姿は頼もしく
協力者たちの立ち回りは痛快。
というわけで・・・
誰が「30分だけ」やねん!
あとちょっと、あとちょっと
気付けば午前3時を回っていた(笑)
面白かった〜
ここでサクッと眠れたら良いけれど、
頭が冴え渡っている(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
寝る前に面白い本は読んだらあかん。
2時間半は眠れたかどうか。
耳ビジ、小さなお仕事、午後は局へ、夜はオンラインレッスンと、フル稼働の1日。
ところどころで大欠伸が出たのは、そんなわけで
#拡散希望 この大欠伸、トミーのせいです
コメントを書く