アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

あえて、旅と言う。2日目~岩手~

昨夜の酒が残る中、
Y氏とRちゃんは朝早くから吉里吉里ビーチバレーのスタッフとして現場へ。

私とZ君は大船渡へ。

Z君が計画中のイベントのサポートをしてくれる人とアポがあったのだが
それがちょうど、私が司会をする三陸海の盆の会場、大船渡だったのだ。

午前中のアポは私は同席せず、明日の祭りの台本チェックをしながら待つ。
で、予定通り正午に落ち合い、
さー、まずは腹ごしらえでしょ!!

屋台村の寿司屋で海鮮丼をいただきます。

岩手2日目1

ここの店はボランティアが来るとサービスがあるそうなのだけど
確かに、海鮮の量が半端なかった。
こんなに安いのにこのボリューム???

ビール飲みたい笑

ぐっとこらえて、海の盆の打ち合わせ。
今度は打ち合わせの間、Z君は他のボランティアと一緒に祭りの準備を手伝う。

岩手2日目2

会場となる場所は、家が流された跡地。
砂利を掻き出すと住宅の基礎が出てくる。
だから掻き出せない。

で、石がゴロゴロしているのを隠すため、砂浜から砂をとってきて、敷く。
途方もない作業の上に成り立つ祭りなのだ。

しかも、その日はめちゃくちゃ良い天気で

Z君も「まじキツカッタ!」そうな。

私はというと今日はボランティア登録もしていないし、活動できる格好で来ていなかったので
打ち合わせ終了後はZ君と二人、先に失礼することに。

途中合流のYちゃんも夕方には遠野に到着する。迎えに行かねば。

ということで、二人で遠野に向けて出発したのだが・・・・
ここで私の悪い虫が(;´Д`)

「そういえば、途中の看板で洞穴の表示があったんだよね。行ってみたいなあ~?」

「洞穴?!入ったことない」

「まじで?これも運命の出会いだよ。これを機会に洞穴博士になるかもよ」

「よし、行きましょう行きましょう!」

これこれ、このノリが好き。

こういう直感で動いたときというのは、たいてい当たり!だと思うところも二人の共通点。

だって、実際、思いつきで目指した滝観洞だったのだが
道中の景色も最高で、ドライブミュージックは見事にはまり、

「何かが起こりそう!!」

二人で大盛り上がりで現地に到着。

岩手2日目3

え?防水ジャンパー?え?長靴?ヘルメットも????

すごい探検家みたいな衣装着て、
さあ、洞穴探索開始。

「すげー!つめてー!!」

入り口で超クールな風が私たちを迎える。
それだけで期待が高まる。

狭い通路を、時にはしゃがみ、時には身体をねじって進んでいく。

岩手2日目4

結構長いのね。。。

岩手2日目5

誰もいない洞穴。ちょっと不気味。

途中にある小さな泉には小銭が投げ入れられている。

「お願い事しよ!」

「早く復興が進みますように」Z君・・・真面目(;^ω^)

「私が幸せになりますように」私・・・ま、いつものことで( ̄∀ ̄)

観音様がいたり、不思議な岩があったり、楽しく進んでいくと

「あ!聞こえてきた!滝だ。」

興奮しながら先を進み・・・

わ~~~!!!

圧巻の洞内滝。

岩手2日目6

その落差、水量、とも迫力満点!
前日の大雨で、特に水量が増してたらしい。

すごいね。すごいね。

二人で興奮するばかり。
冷たい霧のシャワーが私たちにも降り注ぎ、心も身体もすっきりさせてくれるのだ。

もう一回コインを投げる。

今度は本気です。
「被災地の人が、みんなが幸せになる日が早く訪れますように」

たまたま寄り道した滝観洞だったけど、本当に素晴らしい場所でした。

で、ただでさえ、寄り道で時間オーバーしてる感あったけど、
途中でまた見つけた滝のある公園で、もうちょっと自然を満喫。

岩手2日目7

あ!Yちゃんのお迎えに行かなきゃ(笑)

慌てて遠野へ戻ったのだった。

夜は皆でジンギスカン。

岩手2日目8

遠野の定番メニューです。癖がなくて美味しいね~

そして再び宿での宴へと続くのでした。
そうそう、その宴で知った事実。

Z君と私は
ペガサスのAB型だった。

どおりで感性似てると思った(笑)

あえて、旅と言う。1日目~岩手~」はこちら

あえて、旅と言う。3日目~岩手~」はこちら

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