アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

声帯ポリープは自力で治す

さや香というお笑いコンビがいる。

ABCテレビで「ヌシノメシ」という彼らのコーナーがあって、私がナレーションを担当している。

今日はその収録があった。

関西のある地域で、何かしらの分野において「主(ヌシ)」と言われる人を探し

その人の愛する食べ物を紹介してもらうロケ番組だ。

コーナー収録は不定期なのだが

今日はなぜかいつもとキャラクターの声が変わってしまった(⌒-⌒; )

あれ?なんか違う。

マイクテストの時点で違うと思い、キャラ設定のイメージをもう一度思い出すのだが

やばい。喉の調子が良過ぎて、クリアな声になってしまうのだ。

実は、このヌシノメシのナレーションは、私はやや喉を使って出している。

さらに、あえて「かかり」も崩した抑揚にしている。

上手過ぎないように、、、

という1番難しいことにチャレンジしている。

キャラクター設定は「街猫」だ。

ちょっとおデブの街猫が、さや香を案内しているイメージ。

だから、上品にならないように喉を使って声を出す。

これが、体調が良いと、喉声にならないんだなぁー。へー!

発見である。

今年の5月の終わり頃に声帯ポリープができて

そこから声の調子がずっと悪かった。

低音の一部の音が出ない。全体的にかすれる。

その間のヌシノメシのナレーションは下手っぽい喋りがある程度やりやすかった(笑)副産物(笑)

それが

今日、ほぼ「完治」した実感を得た。

声帯ポリープを自力で治した!

みんな、手術したほうがいい。病院行ったほうがいい、と言ったが

「人体実験するの」

と言って、私はあえて行かない選択をした。

3ヶ月かかったが、その間やったことは下記のとおり。

①ステロイドなどの投薬は行わない

②出にくい音域以外でなるべく喋る

③低音が出なかったので、共鳴させるのは鼻を使う

④保湿する

⑤あたためる

⑥辛いものは控える

⑦酒はふつうに飲む

⑧いつか治ると思い込む

 

これで私は声帯ポリープを治しました!

声の調子が良過ぎてヌシノメシのキャラがややブレたけれど

途中から街猫のイメージをもう一度クリアにして、最後はいつもの声になった。

ヌシノメシは関西ローカルABCテレビ。

水曜日の18時25分から不定期放送です。

写真はうちの家猫(笑)

 

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