アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

相談できる人はいますか?

今は信頼でき、相談できる人が何人もいるが

昔はいなかった。

父親に性的虐待を受けていた頃などは

母にはもちろん言えなかったし、そんなこと誰に言えば良いのかもわからず

ただただ我慢して、バレないように。

でも、2人きりにならないよう気をつけていた。

被害が無くなっても恐怖はつきまとっていたが

ずっと秘密にしていた。

終わったこと。

となると、いまさら相談する話でもなくなる。

しかし、過去の傷が心にのしかかっていることをもっと早く誰かに打ち明けて相談できていたら良かったなとは思う。

今となっては、つい2年前にカウンセリングを受けて、相談したことで幸せな毎日になったので、そのタイミングが運命だったのだろう。

昨日、Facebookを見ていたら、私の元教え子が切羽詰まったような投稿をしているのを見つけた。

これはまずい。

と思い、「おはなし聴くよ」とだけ書いたところ

今日、SOSのメッセージが届いた。

あぁ良かった。頼ってくれた。

スケジュール的にはタイトだったが、2時間は確保できると思い、オンラインで話すことにした。

カウンセラーではないので、ただ聴いてあげようと決めていた。

賢い人なので、客観性もあるけれど

家族の悩みと自身の仕事の悩みがごっちゃになっているのがよくわかる。

まだ、完璧主義が足枷になっているのもよくわかった。

なるべく押しつけないように、整理して

「やれること」

を見つける手伝いをしてみた。

約2時間。

どうやら元気が回復したように見える。

視界がクリアになり「ポジティブになれそうです」とのこと。

本当にそうなら良かった。

「昨日つぶやいて良かったね。えらいよ」

素直に、正直に救いを求めること。

これ、すごく大事だよね。

そして、いま周りに困っている人はいないか。

見つけられる人でありたい。

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