めくそはなくそをわらう
震災のあと、ボランティア活動をはじめて
関西でもなにかしようと動き出して
そのとき私を牽引し、相棒のようにいっしょに取り組んだ若者Aさん。
その後、私は中心的な役割を彼に押し付けられてしまうのだが(笑)
忙しくてあまり彼が活動できないときでも
なにかと相談して協力してもらった仲である。
その彼が、へんてこな道に歩みだし、海外へ修行しに行ってしまって、はや10ヶ月。
最近帰国し、久しぶりに親しい仲間で集まることになった。
へんてこな道。
というのは、私の知らない世界だから、そんな言い方をしているだけなのだが
T大出身の秀才が選んだ、自然を愛し、自然とともに生き、肉体を鍛え、精神を鍛え
なんだか世の中にとって素敵な繋がりを作っていきそうな
何度聞いてもわからない面白い世界への道らしい。
「今朝、寝込みを襲ったらさ~」
という衝撃的な発言から、私のトークは炸裂する。
Aさんはボランティア事務所に泊まっていて、滞在期間中、クリスマスの企画の手伝いをしてくれているのだが
今朝、どうしてもチラシを取りにいかねばならず、
突然、事務所に行って、裸ん坊だったらまずいと思い
1本電話を鳴らしたが、出ず、
仕方ないので、もう事務所に行き、鍵を持っているので
一応チャイムを鳴らし、でも鳴らしたと同時にドアを開けたので
Aさんびっくり!
幸い裸じゃなかったけど(笑)
こういう話が始まると、もう、私絡みの不幸な事故の話題が次から次へと出てくる。
「下間さんはあのときこうだった」的な(^_^;)
今日はAさんが主役です!!
でも、Aさんにしても、わたしとのエピソードはそれなりに多く持っているので
関西で立ち上げたあとの苦労も、面白い話も、とても楽しい想い出となっているようだ。
震災がもたらした思いがけない出会い。
「T大出ておいて、どこへ向かってるの!って、両親もさぞかし嘆いてるでしょ~」
「あなたに言われたくないですよ!」
「そうそう。そういうのをめくそはなくそ、と言うんです」
すかさず、現在の私の女房役、Mさまが突っ込んだ。
Aさんに比べたら私の方が普通だとおもうけど・・・とマジで思っているのだが
周りからしたら、私たちは似たりよったりで、自由過ぎるらしい。
いやはや、とにかく10人弱で集まったのだが
ずっと笑いっぱなしで、
やはり一緒に思いを同じくして、しんどいとき、楽しい時を過ごした仲間というのは
これほどかけがえのないものなのだなあ、とあらためて思う。
修行して、ますますシュッとしたAさんの今後に興味深々(*´∀`*)
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