アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

肩書きが変わります

下間さん、授賞式来られます?

昨日、監督から連絡があった。
ちょうど行きたいなあ、と思っていたので、もちろんOKと即答した。

どうやら主催者サイドが私を呼ぶように連絡してきたらしい。
ってことは・・・

なんか賞もらえるかも( ̄∀ ̄)

今回参加させてもらった48時間フィルムコンテスト。
色んな賞があるそうで、
チームOSUSHIは何かしらに引っかかるのでは?との識者の意見だった。

どんな賞があるのかは知らない。
例えば「不気味で賞」とか?もらえるかも(笑)

賑やかな会場。

いよいよ賞の発表が始まる。
おっと・・・その前にトイレ行っておこう。

で、戻ってきたら、監督もプロデューサーもいない(´Д`;)

げ!もう、なんか賞もらってるやん!早っ!

慌てて写真撮影に行く。

「え?なに?なんの賞?」

「セリフの賞ですよ!」

ふーん・・・・
「そっちっじゃない、こっち」
これがルール上必ず使わなければいけないセリフだった。
これをうまく使えていた、という賞だそうな。

賞状をもらって席にもどって、コソコソ話す。

「これだけだったりして(´Д`;)」
「なんかいっこくらいあげとけ、的な?」
「まさか・・・」
「あとは女優賞しかないのか?!」

と、しばらくすると・・・

「監督賞、撮影賞、編集賞は同じチームです!OSUSHI!」

きゃあ~~~(((o(*゚▽゚*)o)))
あった、あった、まだもらえた!
この三つの賞をいただくというのはかなり大きく、
普通に考えると、作品賞にもいちばん近いはず。
でも・・・ネガティブな3人は

「これで違ったら悲しいね。」ぶつぶつぶつ・・・

第三者から見たら、もうこの時点で「ハイ、決まった~」だろうけど
当人たちはそう思えないのだ。

そんな中、助演や主演の発表が始まった。

「主演女優賞は・・・シモツマトヨコさん!」

お~~~
会場からどよめきが(笑)
けっこう知り合いも参加してたから。

不気味で賞でも怖いで賞でもなく、主演女優賞をいただけた?

審査員の方に聞かれた。

「どこの事務所?」
「あ、フリーなんです」

と、答えて、気づく。
あ、わたしを役者だと思ってるんだ。
あとで「実はナレーターなんです」とお話ししたら、「へ~?!」と驚かれた(´Д`;)

さて、いよいよ作品賞の発表。
3位から始まる。
うんうん、あれ、面白かったもんね、なるほど。

で、優勝は・・・

ということで、
初参戦。チームOSUSHIの「わたしのお菓子」が最優秀作品賞を受賞いたしました。

授賞式

他のチームのみなさんからもお祝いの言葉をいただき、
監督はじめ、スタッフみんなで夢中になって作った作品が評価されて
ほんとうにほんとうに嬉しかった。

もちろん、賞をとらなくてもすごく意味のある経験だったと思う。
でも、評価してもらえるというのはやはりこんなにも嬉しいものなんだな、と思う。

いま、この場にいないみんなに報告の連絡をスタート。
誰が欠けても出来上がらなかった作品だもの。

今日は3人だけでお祝い。
1か月前に集まった、即席チームOSUSHI。
「下間さんにこんなこと頼んですみません」
そんな風にお客扱いされていた私も、ようやく仲間になれた気がする。

「わたしのお菓子」は3月のアメリカ大会に出品されます。
世界の壁は厚いけど、それで優勝したら、カンヌで上映されます(笑)

「名刺に加えなきゃ!ナレーター、司会、じょゆう(ナンバーワン)って。しかも手書きでね!!」

みんなで笑った。

夢のような夜。
こんな素敵なプレゼントをもらえて、幸せです。
本業もがんばります(笑)

授賞式

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