アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

奇跡

特別な日だけれど、
日常っていうのは、淡々と進んでいくもので。
今日だって私は笑うし、美味しいものだって食べる。
仕事に遅刻しそうになって焦り、集まった仲間たちと手を振って別れる。
高いビルの上から下を見下ろしてお尻がもぞもぞし、
昨夜の寝不足がだんだん響いてきて、電車の中で居眠りをする。
苦いコーヒーを飲んで、なんとか復活し、京阪電車の運転シミュレーターに驚き、
楽しい企画を語り合い、恩人の体調を心配する。
時々、あの日を思い出して心の中がしんとするのだ。

毎日奇跡の連続なんだよねえ。生きてるってすごいね。
なんで私は生きてるんだろうねえ。

奇跡といえば、
昨日、岩手のお母さんを観光に案内していたとき
は?
というメッセージが届いた。

「わたしのお菓子」カンヌ映画祭での上映決定。

去年参加した48時間ショートフィルムコンテストの本選がアメリカで開催され
賞は逃したものの、
カンヌで上映される10作品にはいったのだとか。

確か、本選は世界中から100本以上の作品が集まってきているはず。
その中の10本に入るって?すごくない?

監督の修平くんは、とても才能ある人で、周りからも一目置かれていたらしい。
わたしも、お手伝いさせてもらって、やるね~!とは思っていたけれど
なんか夢のよう。

そのニュースをさっそくお母さんたちに伝えると

「すごいねえ、いろんなことやってるのねえ・・・」

半分引いていた(;^ω^)

カンヌ映画祭、わたしも行きたいなあ。
人生で、自分の出た作品がカンヌで上映されるなんて、二度とないと思う。

パスポート取りにいかな!(笑)
というのも、パスポートが2011年6月で切れていたことを、つい先日知った。

毎年必ず海外旅行に行っていたのに、
2011年は行く気が失せた。
で、その代わり5月にボランティアしにいき・・・
以来、休みがあれば岩手に行っている。
海外とは疎遠に。パスポートの期限のこともすっかり忘れていた。

もちろんこれからも岩手には行きたいけれど、
海外も復活しようかな。
そのきっかけがカンヌだったら、自分を納得させられるかもしれない。

奇跡的に都合があって、一緒にランチしたメンバー。
変なメンバー(笑)

昨夜、うっかりに来てくれて、たまたまタイミングあって参加した。
横並びで食べるってどうよ?

不思議なメンバー

いやはや、美味しかった。楽しかったです。

鯛めし

奇跡に感謝します。

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