大阪人は気さくです
とある企業の創立記念パーティーの司会を頼まれた。
そこの社長が、お世話になっているプロデューサーと飲み友達なのだ。
先方の会社へ打ち合わせに出向き、
社長はじめ、数人の社員とプロデューサーそして私で内容の検討をする。
60歳くらいの社長は
竹を割ったような性格で、決断力が素晴らしく早い。
そして・・・気さくである。
ただし、大阪人の気さくさ・・・というのは、東京のそれとはちょっと違う。
関東方面の方は大阪人特有の「気さくさ」を「馴れ馴れしい」と受け止めるかもしれない。
「シモツマって読むんか。珍しい名前やな。シモツマ!言いづらいな。言いづらい!シモツマ、言いづら~」
大阪人は何かと繰り返して言いたがるのだ(笑)
「しもちゃんでええやん。な、それか、とよちゃんか?な、とよちゃん、可愛いやないか。おう、とよちゃんにしよ!」
「お好きに呼んでくださってけっこうです。昔はゲマ(下間の音読み)と呼ばれていました。」
こんな馴れ馴れしい・・・もとい、気さくで面白い社長。
ゲストにJAZZバンドを入れているのだが、
私もジャズボーカルをたしなんでいる・・・とプロデューサーが告げると
「おう、ええやないか、歌ってくれてええで!好きに歌って」
「え・・・(?_?)
みんな引きません?いきなり司会者が歌いだすって・・・」
「大丈夫大丈夫。誰も聞いてへんて!」
それも寂しいっちゅうねん(-_-#)
さて、無事?打ち合わせが終わり、エレベーター前まで皆さんが送って下さった。
その時、社長が私のお気に入りのバッグを見て
気さく過ぎる~
ま、確かにかなり・・・だけど。
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