アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

旅立つ娘たち

娘くらい歳の離れた仲良しさんがいる。

その中の2人の旅立ちが決まった。

1人はフランス人
1人は日本人

悩んだ末の前向きな帰国。
夢を実現させるための出国。

今日はそのフランス人とランチしたのだが
昨日決断したばかりのホヤホヤ(笑)
でも、昨日の電話の様子と打って変わって
考え方が前を向いていて
表情も明るかった。

帰国まで1ヶ月程度しかないので
部屋の片付けのスケジュールを一緒に考える。

電化製品や家具を貰ってくれる人を探したい、とのことだったので

ふと思いついて1人のメンズに電話した。

フランス人と私を引き合わせてくれた人である。
彼がいたからこそ知り合うことができて
私と知り合ったことで交友関係がぐんぐん広がっていったと言える。

だから彼がそのおおもと。
恩人。

そんな大切な彼に帰国の話をし、電化製品とか見に行ってごらん。

と言うと、さっそくはフランス人の家を訪ねてくれた。

めでたくいくつかの電化製品、家具の行き先決定!

私は舞台が終わったら、部屋の片付けを手伝う約束をした。

ランチのあと、別れ際
いつもに増して長いハグをした。

でも、彼女が帰国することはとても意味あることなので
寂しさはない。

きっとまた来日するだろうしね。

シャロ

一方、出国する娘はネイリストだ。

「2年前の明後日、都代子さんのネイルを初めてやらせてもらったんです!」

ロマンチストな子なのでウルウルしながらそんな可愛い思い出を話てくれた。

新人さんだったけれどセンスが合いそうだったので
以来指名した。

フランス人の彼女も紹介した。

2人は意気投合して
海外の話、文化の話をして高め合っていた。

そのネイリストの彼女は
アメリカに留学し、卒業後はフロリダのネイルサロンに就職する。

ずっとネイルの最中に聞いていた夢を
実現させるときが来たのだ。

私なんぞのことを慕ってくれた娘2人が
旅立っていく。

ちょっと寂しいねぇ。

ネイル、センス合う人また探さなきゃ。。。

「都代子さんもし、向こうでイケメンゲットして結婚することになったら来てくれますか?」

あははは。
もう新しい夢を語り出したよ。

日本でも披露宴してよ。そしたら出席するわ。

嘘でも
「うん、行くね」
と言えよ、オマエ。

と、自分にツッコミそうになった(笑)

あゆみ

年内でネイルサロンを辞める彼女。

ほぼ時を同じくして旅立つ娘たちに

幸あれ。と願うばかりです。

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