アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

クリスマスの奇跡

スカイビルのクリスマスツリーの下で待ち合わせした。

仕事のあと、さぁ、スカイビルへ向かおうとしたら、、、

「先生!」

呼び止められた。

急遽年内で辞めてしまう事務局スタッフの2人が、挨拶するタイミングが無かったからと、会いに来てくれたのだ。

寝耳に水の話だったので、その場で立ち話。

で、気づけば待ち合わせの時間になっていた。

「どこにいる?」とLINEが入っていたのとともに

「やばい」

とも。

慌てて電話すると

「すごい人ですすめない!」という。

とりあえずスカイビルへ向かおうとしたが、なんと地下道への道がこんなことに!!!

あらーー、こりゃ辿り着けないわ。

ということで、せっかくクリスマスツリー下の待ち合わせに頑張って行ってくれたのに(笑)呼び戻すことになった。

もし、わたしがあの人混みに揉まれてにっちもさっちも行かなくなってたら、クリスマスが台無しになるところだった。

奇跡的に回避(⌒-⌒; )←自分だけだが

まぁ、クリスマスだからなんとか、ではなく、久しぶりにゆっくり飲んで話して

なんだかやけに感謝されてしまった(笑)

支えてるつもりなんてないけれど、そう実感してもらえてるなら嬉しい。

亡くなった副キャプのことも話題になり、死んでなおこんなにも人の心に残るなんて。

と感心した。そして

ねぇ、私が死んだら、私繋がりのみんなで飲もうとか集まろうとか誰かしら企画するのかな?

「そりゃ誰かするよ」

でも、呼びかけるタイプの人っていなくない?わたしがなんでもやっちゃうから、いなくなったら集まらないかも。

「そやなー。たしかに。」

誰かが企画するだろう、みたいな(笑)

それに、わたしは副キャプと違って「絶対忘れないでね」とか「母のことお願い」とか言わないタイプだからなぁ。

「言わへんよな。そういうこと。でも大丈夫やで。集まって、みんなよく叱られたなぁと話すよ」

遺言みたいになってしまった(笑)

クリスマスの喧騒から離れた場所で魚をつまみながらしみじみ話す。

しーんと心がしずかになって、キリストの聖誕を感じた。浄土真宗やけど!

 

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