嫌われ者
朝からアルツの叔母の通院付き添い。
とは言っても、初めての病院を受診する。
孫に車で迎えに行ってもらい、現地合流することにした。
病院だと気づいた叔母は急にご機嫌斜めになる(-。-;そりゃそうよね。
アルツとは言え、そういうところはまだ理解できるのだ。
年末から施設でトラブルがあり、受診せざるを得なくなった精神科。
精神科専門病院に来たのは久しぶりだ。
母が初めて精神病院に入院したとき、まだ私は25歳くらいで、その異様な雰囲気に落ち込んだものだ。
その後再び別の精神科に入院したときも、やはり何故母がここに?と受け入れがたいものを感じた。
今日は認知症が理由での受診なのでまだ気分的にはラクだったが。
先生の問診が始まると、叔母の機嫌はますます悪くなって行った。
「なんでこんな無駄なことするの?」と怒り始めた。
慌てて、孫と叔母はもう外に出ても良いか?と先生に聞き、連れ出してもらう。
もし、1人で連れてきていたらこうスムーズにはいかないから、ほんと彼女と2人で来られたことは良かった。
「都代子さんいてくれて良かったですーーー(T . T)」
彼女も言った。
今日、スケジュールが合ったのは奇跡だ。
結果的に向精神薬はお断りし、施設への説明書を書いてもらった。
施設側としては、叔母に出て行ってもらう方向に進むのかもしれない。
さて、会計を済ませて叔母のところに戻ると
「都代子はなんで勝手なことを!あんたはさっさと帰れ!」
と、冷たい言葉を浴びせられた(笑)
首謀者だと思われているのだ。
まぁ仕方ないよね。
待っている間、孫もかなり文句を言われたはず。
彼女も私も皆、叔母のことを大事に思っているけれど、
本人が嫌がることをしているのだから「敵」になってしまう。
叔母が長生きすることは、本人が望んでいるか?と言えばそれもわからない。
両親や兄たち、娘、可愛がっていた甥。死んだ皆の話ばかりして、寂しがる叔母。
ツライなぁー。
身内でもツライのに、施設の方には好き放題文句言って、暴れるのであろう。
申し訳なさいっぱい。
孫によると、施設に帰った頃にはまた機嫌は治っていたそうな。お疲れ様。
私はというと急ぎ仕事へ向かい、久しぶりにキャラクターボイスとナレーションの二役。
こういう内容って、気持ちが切り替えられて嬉しいなー!
夜は大好きな京松蘭にいき、今年の肉初め。
なんと、特別メニューまで出していただき、さらに黄金のトング(笑)
ご馳走さまでした!
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