アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

心残りの穴埋め

26年前。阪神淡路大震災のとき、私は「ボランティア」なんて興味無くて

ただ、802のアナウンサーとしてライフライン情報などを読み続けることしか出来なかった。

そんなあの時の後悔のような、後ろめたいような気持ちがずーっと心のどこかに残っている。

3.11の時に私を被災地へ向かわせたのはそれが理由のひとつであると思う。

それにしても、東日本大震災のときは、もういてもたってもいられなくて動いた訳だが

単なるボランティア活動だったのが、今も細々と継続してるし、なんならその関係でお仕事までいただけるようになった。

しかし考えてみると、一緒に3.11のイベント企画をしている、ある方なんて

阪神淡路大震災のあとにスタートさせた支援やコミュニティの構築やら、なんだかんだで、今は大学の先生だったり、復興庁の参与とかもやって全国飛び回ってるんだものね。

まぁ、私は専門家にはとうていなれないし、その気もないが。

ただ、せっかく罪滅ぼし的に手を出したボラ活動なので、少しでも周りに自助への備えなど呼びかけて行きたいとは思う。

さて、今日はその有り難いご縁からいただいたフォーラムのコーディネーターの仕事だった。

私はフリーアナウンサーという肩書きであるが、顔出しでの仕事経験なんてたかが知れてる。

しかーし!

今回、緊急事態宣言の影響で、オンライン配信の司会までやらねばならなくなった。←本来は別に司会がいた。

コーディネーターは、トークショーのときに進行して、話を回す役。

しかし、司会となると、2台のカメラに向かって挨拶して、フォーラムの主旨説明をして、、、

と、テレビ番組と同じような進行役である。

おいおい話が違うよ(⌒-⌒; )

ただ、クライアントからすれば「下間さんはフリーアナウンサーだし、いつもイベントで司会やってるから大丈夫」

と、思うわけで。

いや、大丈夫だけどさ!

ネット配信とはいえ、今更この顔をアップで晒すなんてねぇー。お恥ずかしい。

あ、ちなみに映画のときは全然ふつーにできるんだよね。

やっぱカメラ目線なのとそうでないのではかなり差があるわけよ!

それでもなんとか形にはして、トークショーもちょっと長くなっちゃったけどそれなりに話を回して、終了。

あー良かった。やれば出来る(笑)

そういえば、マウスシールドも初めて使った!

これ、上下さかさまに着けて

なんで鼻のところにもシールドがあるんだろう?あ、鼻の穴から感染しないようにかな?

なんて不思議に思ってて

でも、念のためネットでマウスシールドの写真を確認したら、鼻のところに着けると思ってた出っ張りは顎に来るものだった!

と分かり

危うく逆さまに装着してカメラ前に登場するところだった(^◇^;)

控室で1人だったので事故らないで済んだ。

ちょっと喋りにくかったけど初めての経験させてもらえて良かったわ。

ゲストのお話ほ本当にわかりやすくて為になって

阪神淡路大震災の心残りがきっかけとなって、26年後の今、こんなふうに今わたしに財産を与えてくれている。

驚きと感謝の今日。1.17でした。

 

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