事務所の友達（そこそこ年上）に語りの指導を頼まれた。

ベテランの彼女であるが
この年になって課題が山積。
先に進むためにも、年下の私にSOSを求めてきた。

友達である。
当然、引き受けたのだが・・・。

約２時間。
冗談も交えず、他の話に脱線せず
とにかく真面目に彼女の課題を解説した。

頑固な面を持つ人だが、私の言葉を、そして、ホワイトボードに書く図解を一生懸命見聞きしてくれる。

彼女は理屈で話を理解しないと、先に進めないタイプ。

長年、彼女が必死に取り組んできたことは
間違いではないけれど
誰も正しい解説をしないで「違う」としか言ってくれなかったことが、今更ながらわかる。
「違う」と言われたことを「正しい」ものにするために苦労したのに
いま、また本質を問われている。

きっと歯がゆいはず・・・

果たして・・・
彼女は理解してくれた！
やっぱりベテラン。
２時間後には大きな変化を遂げていた。

びっくりするほどの変化に
嬉しくてたまらなくなる。

まだ本人は半信半疑だったけど
第一段階は乗り越えたようだ。

友達として、仲間として、本当に嬉しかった。

さて
プライベートレッスンの授業料は「飲み代」(笑)

ナレ友２人を追加して
仕事から恋の話まで盛り上がった。

それぞれが人生に課題を持っているが

人は変われる！

いくつになっても新しい自分を受け止められる女でありたい。

友人たちを見ながら、そう思った。