心を込めて棒読みする
個人的な感情をあまり露わにしてはいけないニュースのナレーション。
しかし本番までは思い切り言いたいことをオフレコで言う。
節電したらポイントもらえるって?
2000円ぶんのポイントくれるって?
わぁー嬉しい!
って、誰が言うねん!
あ、いや言う人もいらっしゃるでしょうが、私は違う。
節電の基準て何ですかね?
私はもともと夏でもクーラーをほとんど使わない人で、日頃から節電の暮らしをしている方だと思う。
家人が使うことはあるが、それでもたぶん電気代は大したことない。
こういう人がこの夏節電に協力する基準て、なに?
それぞれの家庭でそもそもどれくらい使ってるかによって、ずいぶん違うはず。
どうやって決めて2000ポイントくれるんだろう?
と、思ってしまったから、このニュースを読むとき、どんなニュアンスで読めば良いか困ってしまった。
なんならちょっとお怒りモードになりかねない(笑)
そこで、私が選択したのは
チョーゼツ棒読み。徹底した。
本番のあと、相方ナレーターが言った。
「とよちゃん。すごかった。これ以上ないほど無感情だった!」
それは良かった!成功です!
ナレーターにも心がある。
心を込めて大切に棒読みいたしましたとさ。
明日は久しぶりに朗読room。
こちらは大切に情景を見ながら読みます。
三原さんと私の朗読の違いも楽しんでもらえれば。
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