虚血性腸炎ではじめての救急車
朝6時ちょっと前のことだった。
お腹が痛くて目醒めた。
あ、久しぶりに・・・とお手洗いへ。
久しぶり。というのは、実はここ数日便秘だったのだ。
ところが、お手伝いに行ってもぜんぜん出ない。
でも、お腹の差し込みがある。
そのうちキョーレツに痛みが増してきて、額からは脂汗がダラダラと流れる。
下腹部を必死にマッサージするも、反応なし。
でも、このときの私は、出さえすれば痛みが治ると思っていた。
どれだけこもっていただろうか。
ほんの少しだけ痛みが和らいだ。
遠くでわたしのスマホのアラームが鳴っている。
着ていた寝巻きは汗でびしょ濡れ。
慌てて着替えてスマホを見ると、、、え!もう6時59分やん!
幸いましになったこともあり、耳ビジをスタートさせた。
このまま落ち着いていますように。
今日明日の2日間は「お口の取り扱い説明書」
クラハに不慣れな歯科医の先生、吉田渉さんの著書である。
早くからすごく楽しみにしていてくれた。
先生とトーク開始。
しかし、やはり痛みが残っているので、喋るのがキツイ。
ひとまず朗読をちゃんとやって、あとは先生に解説してもらおうか。
先生やリスナーさんに、実は・・・と今朝の体調について説明し、できるところまで、と朗読をはじめた。
ところが数分間読んだところで、再び猛烈な痛みがやってきたのだ。
「あああ、お腹痛い!」
これはもう続けられない。
そこで、吉田先生の紹介者である獣医師りえぽんをインバイト!
先生の話の聞き手になってもらうことに。
そして、私はミュート、あとはお任せします(T . T)
痛みには波があり、時折襲ってくる。これは単なる便秘とは違う。
再びやってきた痛みは、もう七転八倒もので、汗が吹き出す。
なのに、身体が寒い。
そして嘔吐した。
ここでとうとう救急車を呼ぶことになった。
生まれて初めての救急車(;´д`)
5分後、すぐに救急車が到着。ストレッチャーに乗せられて運ばれる。
あー、いつもニュースで見てた。
救急搬送するにしてもコロナで受け入れてくれるところがないんだよね。
停車した救急車の中で問診を受け、病院を探す・・・すると
「キリスト教病院が受け入れてくれました」
お腹は痛かったが思わず声に出た。
「わたし、ラッキーだ」
淀キリ搬送後はベッドに寝かされ、点滴開始。
とはいえ、処置はとくにできず、わたしはずっと痛みに耐える。
先生がやってきた。
お腹を押さえて確認し、わたしの症状を話すと
「これは虚血性腸炎かと思います」
S字結腸には大きな血管が2本繋がっているが
左の血管のほうが血流が悪い。そこに動脈硬化や不正脈などが加わることにより、血流がさらに滞り、血液が回らなくなる。すると大腸の壁に潰瘍ができたり傷んだりして、下痢や便秘を誘発。
で、こんなことになっているらしい。
エコー検査やCT検査もやって
ほぼ確定。
「入院してもいいです。もし自宅に帰るなら絶対安静。これから下血もあるし、貧血になりますから。それと絶対に絶食です」
そんな説明を受ける間も激痛が襲う。
どうしよう・・・
明日、焼肉食べに行く約束してたのに。
って、そっちかい!
今日の予定は全てキャンセル。家人も仕事を半休にしてくれて代わりに電話をかけてくれた。
「自宅に帰ります・・・」
着の身着のままで出てきたが、病院を出る頃には患者さんが病院内に溢れている。
ああ恥ずかしい。ノーブラだし(⌒-⌒; )
さて、帰宅後、とにかくしばらく寝たが
目覚めると多くの人から心配するメールやLINEが届いていた。
中には遠隔ヒーリングしてくれる人
泣いてた人もいた。
はぁーみんなごめん。心配かけて。
吉田先生や理恵ぽんには本当に迷惑かけて、でも、アーカイブ聞いたら
歯科医・内科医・獣医の豪華な対談roomになっていて
素晴らしい連携プレイに感動!
とても良いお話でもあったので、多くのリスナーが聴いてくれた。
あんなトラブルあったのに300人超が集まってくれたなんて!
私いなくてもいいね(笑)
安静にしていても時々キョーレツに痛むが、痛み止めを飲んでなんとかしのいでいる。
夜の舛田さん・純子さんのroomを聴きにいくと
みんなでわたしのために気を送ってくれた。
暖かいパワーがお腹を包んでくれる。
本当に優しい励まし。
わたしのお腹も元気になってきたみたい。
虚血性腸炎はストレスも影響するそうだが、自覚がないのがダメだよね。
もっと自分を労って
みんなからかけられた言葉だ。
ハイ、少し自粛します。
明日の焼肉はキャンセルしました。
当たり前や!!!
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