後ろの後ろの後ろの人も
今週の耳ビジゲスト、香取さんから聞いたのだが
若者の間で「生きてるだけでえらいよ」という歌が流行っているそうな。
YouTubeで聴いてみたら・・・
わぁ、けっこう深刻。
生きることに苦しんでいて、誰にも伝えられずにいる子がいる。
ある日、となりのとなりの席の子に気を留めてもらったことで、今の想いをばーーっと話したら
「生きてるだけでえらいよ」
と、ひとことだけ言ってくれて救われた。
という内容の歌詞。
となりのとなり。
この距離感が良いんだよね。
私もそういうふうに、少し離れたところからでも気づいてあげられる人になりたいな。
さて
いま、報道局のスタジオが大改装中で
別のフロアのスタジオを半分借りて放送している。
私たちナレーターは、本番前になると、その別フロアに移動して、普段は使っていないパソコンで原稿や映像のチェックをする。
私がパソコンの前に座ると
「下間さん」
と、呼びかけられた。
振り向くと、前に報道ディレクターをしていたOさんがいた。
「あら!久しぶり。元気ですか?」
ひとしきり喋って、また飲もうねーなどと話し
彼は帰って行った。
「お疲れ様でしたー」
さぁ、仕事しよ。すると
「下間さん」
ん?また?
「あーーーMじゅん!あら、さっきからそこにいたの?」
「はい。Oさんと話してるの聞こえて来て、あ、下間さんだって気づいて」
「元気してた?」
そしてまたひとしきり話していると
飲み仲間のM田さんが横を通り
「あ、こんどの寿司、また日にち決めて連絡するわ」
というやりとりを聞いたMじゅんが
「M田さんとも飲みに行ってるんですね?」
「そう、たまにね」
そのとき、ふと見ると、そこにもう1人飲み仲間のHさんが。
「あの人ともたまに行くわよ。Hさーん!おつかれです」
「下間さん、すごいっすね」
確かに。
私のコミュニケーションの源は、やはり「飲み」なのだ。
となりのとなり。
そんな優しい関係性ではなく
「いつ行く?」
どっか、と隣に座って絡む関係性(^◇^;)
理想と現実が違うとはこのことですね。
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