アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

ピンチはチャンスではないこともある

あまりにも咳がひどいので、とうとう耳鼻科に行った。

前回、声帯ポリープが出来て、通院するように言われたのに

薬を飲みたくなくて、行かずじまいだっただけに気まずい。

「あれからどうしたんですか?来ないから」

と言われて

「いやー、劇的に薬が効きました!」

と、嘘をついてしまった(⌒-⌒; )

この嘘つき!!!!

トヨコは信用ならん奴ですのでお気をつけくださいm(._.)m

咳の症状については、寒暖差アレルギーとの診断。

どおりで、、、少し喉は痛かったけれど、ほかの症状がないわけだ。

薬は飲みたくないけれど、声が枯れてきたので背に腹はかえられぬ。

咳止めパッチを貼って、仕事へ向かった。

お、調子いいかもー?

なんて思っていたが、やはり突然咳がスタートする。

そして止まらない。

「私が生ナレーションできなくなったらよろしくね!」

相方ナレーターは、毎回、私の原稿も下読みしてくれた。ありがとう。

なんとかなるかな?

と、思いながら

1人でQカットのためにスタジオへ向かった。

Qカットとは、CM前のひと言である。

ところが、、、

待機中に、、、出た!

ゴホ。

ゴホッゲホッブフォッ!

やばーい止まらない!

フロアディレクターがすかさず

「無理ならナレーションなしでいくから!」

声をかけてくれた。

そして

なんとか乗り越えて、声を出した.°(ಗдಗ。)°.

ひーーーー死ぬかと思った。

よく、ピンチはチャンスと言うが、こういう時のピンチはピンチでしかない!

ああ、よかった。

ホリベちゃんからいただいたこの飴が、けっこう効くと思うが

とにかく、当分の間、私はつねに飴を舐め続けなければならなさそうだ。

切れた途端に震え、、、じゃなく、咳が出る。

飴は砂糖のかたまり。

やだやだやだー泣く。

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