ワガママな人間様
ジビエの狩猟後の処理の仕方・・・っていう映像のナレーションをした。
え!?
仕事の話???珍しい!
と、自分で自分に突っ込んでみる(笑)
たまにはいいやろ。←誰に許可を求めてるんだ?
ジビエ、と言っても、和歌山県のお仕事なので、鹿とか猪。
ちょうど今が旬?ていうのかな。狩猟のシーズンである。
事前に原稿と映像をもらったのだが・・・
「放血の際は喉元に・・・」「皮を剥ぐときは・・・」「内蔵は・・・」
ウッ・・・(;^ω^)
これは。。。やばい映像ではなかろうか。
あかん。ゴメンナサイ。
当日まで勘弁してください。
で、現場で初めて映像を拝見する。
案の定・・・なシーンの連続であるΣ(´∀`;)
非常に大切なノウハウ映像なので、一生懸命読ませていただくのだが
映像とコメントをバッチリ合わせたいけれど
猪さんが仰向けになって、○○されていくところは。。。あんまり見ながら喋りたくないなあ。。。
もちろん、全然大丈夫な映像のところは、原稿と映像を代わる代わる見るのでタイミングも合ってくる。
あ!ここやばいシーン!
と思うと、途端に原稿の方に目をやり・・・キューランプが点灯してから喋る(笑)
ほんま、意外と意気地なしですんまへん。
ところが、である。
猪さんが、すっかり猪だったかどうだかわからない状態になり(他の言葉が浮かばない)
スーパーの精肉コーナーでの状態に近づいてくると・・・
全然なんとも思わなくなるのだ。
さっきまでのアレ、見てたやん。怖がってたやん。
だけど・・・
読みながら思うのだ。
「わ~美味しそう?」
ぎゃあ!!あたしったら!
今なんて?今なんて????
冬はやっぱり牡丹鍋よね・・・味噌味がまた格別・・・じゅるっ
ぐわぁ!!あたしの野蛮人!
しかし、あれは美味しい。
鹿のローストも最高だとか。
ところで、録音の途中で、クライアントが「あ!ちょっとそこ、もう一度見せてもらえますか?」と言い出した。
どうしたのかな?と思っていると・・・
タイトルバックの絵。それは猪と鹿のイラストなのだが
「その絵の鹿、違いますね。角の形が。ニホンジカじゃないです!」
録音当日まで何度も見ていたはずなのに気づかないものなんだね。
「いや~。これまで10人以上これ、見てましたけど、誰も気づきてませんでした。思い込みって怖いですね」
素人にはわからないが、角の枝分かれの数や形が違うらしい。
気づいてよかったよかった。
これがニホンジカさんです。
つい先日、
ハンターをしている知人が、鹿を仕留めたからご馳走する、と言っていたばかり。
そのタイミングでこの仕事。。。か(笑)
ご馳走していただく際には、心から感謝して、美味しく頂戴したいと思います・・・
合掌。
あ!1月が終わった!はやっ(;´Д`)
コメントを書く