アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

頭から爪先まで

かれこれ3ヶ月前からカウントダウンは始まった。

予約の取れない滋賀県堅田の鶏料理の名店「穏座」
3月のある朝、ディレクターiさんと私はそれぞれの家で電話と格闘していた。

掛けても掛けても話し中(^_^;)

私は家の電話と携帯電話のダブルでトライする。
しかし「ツーツー…」空しい音が響くのみ。

20分が過ぎ、30分が経過しようとしたその時!

「ハイー穏座ですー」

やったー!やっと繋がったT_T

えっと、28日か29日か…

「もしかして、下間さん?」

はい、そうです。

「さっきiさん予約取れたから。28日。もし下間さんから連絡あったら伝えてって」

そうなんですねー!良かった(≧∇≦)

聞けば私が繋がる直前、あちらも繋がったそう。

なにしろレアなコンサートチケットを予約するレベルの人気っぷりなのだ。

そしてようやく今日、その日がやってきた。

まずは琵琶湖の恵み、ゴリや鮎から始まり
スモークチキンのプチバーガーなど。

穏座

スパークリングで乾杯!

あぁ、美味しい!

「では、そろそろ前菜をどうぞ」

え!今の前菜違ったんか!

ほんとのコースはここかららしい(笑)さすが!

穏座

そして、淡海地鶏を頭から爪先まで、部位に相応しい料理でいただいた。

穏座

写真はほんの一部です。

締めは生姜ご飯とラーメン(^_^;)

穏座

やり過ぎでしょ。
でも、スープ飲みきっちゃった(≧∇≦)

食事のあと、素敵なオマケが。
店の裏を流れる川に蛍がいるという。

大将に案内していただいた。

わぁー!いるいる。

捕まえて、手の中にそっと包むと、緑色にほんわり光る。

あ??逃げた!

「服の中にいるよ!」

あ…ほんとだ。私の服の裾の内側に逃げた蛍。
薄手の生地の内側が緑に光った。

幻想的な世界。

お腹いっぱい幸せなのに、さらにオマケ付きで癒されてしまった。

「下間さん、次6月3日やで。」

えーー(^_^;)ちょっとその日は仕事が…(笑)

「そんなんじゃあかんで!がんばろ!」

幸せを掴むには、少しの努力が必要です(笑)

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