アルトの世界

ナレーションと語り*

MENU

裏声日記

先生はタカラヅカ?

某FM局時代。

ライターの女性の彼氏が、びっくりするほどお洒落な上
紳士だった。

「え?そうですか?普通ですよ」

そのライターさんにとってはそうかもしれないが
世の中の殿方が皆そうなんてことはない!!!

車に乗るとき、助手席のドアを開け
乗り込んだら閉めてくれる。

レストランで座るときも、椅子を引いてくれる。

もちろん、ドアというドアは、先に開けて彼女を通す…

ほか。多々。

こういう殿方はモテる。
見た目はさておき、マメでエスコート上手と来れば

モテる。

という、話を思い出すくらいのエスコート上手な方がいた。

薄々感づいてはいたがびっくりした。

ペットボトルのお茶を飲む際
なんと

「開けようか」

と言って、わたしの持っているペットボトルを受け取り
蓋を開けて差し出した。

ほほぉーーーー
すごいなぁ。

エスカレーターに乗るとき、さりげなく先に促した。

ほほぉーーーー
やるなぁ。

聞けば、この方。
長らくタカラヅカを観るお仕事をした方。

もしかして、タカラヅカ観て覚えたんじゃない?

「あぁ…それもあるかもね(笑)」

そう。
タカラヅカの男役ほど、女性にとって理想的な動きをする殿方はいないのだ。

そういう観点から言うと
女性の理想的な動きも、また、タカラヅカが参考になるのか。

「開けようか」

ペットボトルの蓋を開けようか?
と言われた時に

「いえ、大丈夫です。自分でできます」

と言う女性は、タカラヅカにはあまり登場しない。

「あら、ありがとう」

そう言ってお茶を差し出す素直さが
ドラマの展開には必要なのだ。

今夜は梅田芸術劇場で今日初日を迎えた
ミュージカル「グレートギャツビー」を観た。

期待を超える面白さ、役者の演技や歌。
なかなか素晴らしかった。

観劇のあと、立ち寄ったBARで
「わたしのイメージで」と、マスターにお任せで作ってもらったカクテルは

kiss in the dark

なんでやねん!

ご馳走さまでした!

グレートギャツビー

こちらの記事もぜひ

桜の別れ

玲子叔母さんへ

コメントを書く