想い出の場所が消えた
この日曜日は東日本大震災忌だ。
あれから7年が経った。
自分に何ができるだろうか?そんな気持ちで関わり始めた東北との繋がり。
関西から継続して支援しようと集まったボランティア仲間と共に、あれやこれやと頭を悩ませながら活動した。
仕事さておき、忙しく過ごした日々。
それでも同じ方向を見ている仲間との時間はボランティア云々ではなくサークル活動のように楽しかった。
西中島に事務所を構えたので、よく活動帰りにみんなで飲んだ。
何かと集合した店は駅前にあり、王将の上にあった。
浜焼き居酒屋だった。
安くて美味しい海鮮をコンロで焼いて食べた。
当時はまだホタテを焼くのもどのタイミングで完成なのか?わからなかったのだが
今では絶妙の火加減で食べさせてくれるのが、、、当時の大阪事務所所長だったコロちゃんである。
もしや、あの西中島の浜焼きが、彼を浜焼きバル経営に向かせるルーツなのかもしれない。
今では赤坂見附の大繁盛店。tregionグループの社長だ(笑)
さて、今日、たまたまそのかつて集まった西中島の店の前を通った。
あの浜焼き居酒屋は倒産したらしく、違う店になっていた。
震災から7年。
被災地も、大阪の仲間たちも、日本も、地球も
少しずつ変わっている。
いや大きく変わったのかもしれない。
想い出は大切に。
震災の記憶も忘れない。震災が教えてくれた教訓は胸に刻む。
今は縁が切れた仲間たち、今も続いている仲間たちへの感謝の気持ちを新たに。
今、わたしにとっての「浜焼き」は
コロちゃんの浜焼きになっている。
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