フォーカス
最近、懐かしい人とバッタリ出会うことが多い。
バッタリ、、、なことに驚いているわけではない。
そのバッタリの状況。
人混みの大阪駅で、しかも私が発見して声をかけるのだ。
よく見つけたな、と思う。
さて、今夜は新開地で芝居を観た。
暗闇演劇
というもので、聴覚だけで想像力を膨らませる芝居らしい。
前から2列目の真ん中に座った。
始まるまでの20分ほど、一緒に行った人と話しながら待っていたのだが
ふと、その人の向こう側を見ると、隣の隣の席。見かけたことのある女性が座っている。
ここしばらく会っていない人で、やはり2-3年になるだろうか?
彼女は1人で来ている様子。読書しながら舞台の開演を待っている。
それにしても、、、私は隣と喋ったり笑ったり。そこそこ大きな声である。
なのにまったく私に気づかないとは?
もしや人違いかしら?(~_~;)
小声で彼女のニックネームをつぶやいてみた。
KボR!
無反応。
あらー、もしやマジで人違い?
さりげなく席を立ち、真正面から眺めてみた。
いやいやいや、やっぱりあの子だ、、、よね?
気になるーーー(笑)けど開演時間になったー!(笑)
さて、
暗闇演劇はこんなものを渡される。
徐々に目が慣れてくる暗さではなく、真っ暗闇の中舞台が進むので、万一のときはペンライトで外に出られるのだ。
イヤホンは、舞台上の芝居とリンクさせる演出のひとつ。
芝居は、今日と同じく、ある劇団の暗闇演劇の最中に事件が起こり、、、
という始まりだ。
やや意味不明な会話が続く。大丈夫か?この内容。それに、、、
これって目を閉じててもいいんじゃないか?
ほんとに真っ暗だし、声だけ聞けばいいわけだし。
目を閉じた。
そしたら、、、
寝た( ̄▽ ̄;)
起きた頃にはかなり話が進んでいたのだが(笑)最初よりは芝居らしくなっていて、ついつい耳を傾けたくなる内容である。
そこからはぐぐっと引き込まれた。
女優さんの演技力もすごかった。
謎な終わり方ではあったけど面白かった〜!←寝たくせに!(笑)
終わって座席を立ったとき、例の彼女をもう一度確認した。←気になって仕方ない(笑)
やっぱりそうだよ!間違いない。
KボR!
「あ。しもつまさん。」
マジで気づいていなかったようだ(笑)
もぅ、名前呼んだんだよ!(笑)外界シャットアウトしてたなぁ。
「す、すみません(^_^;)」
しかし不思議だなぁ。冒頭の話、懐かしい人を見つけてしまう。
なんの色もない風景の中なのに、そこだけピントが合う感じ?
そう、そんな感じ。フォーカスというか。
オーラに輝いて見つけてるわけでもないと思う。
いつまでこの再会シリーズ続くかな。
でも、本人とわかって、あーすっきりした(笑)
ところで、一緒に行った人に、実は寝てしまったと言うと
「寝たよ(笑)」
だよね!良かった(笑)
しかし面白いことに、寝た部分がそれそれ違ったので、私が寝ていてわからなかったところは教えてもらえるのだ。
話が繋がったε-(´∀`; )
大川興業の「暗闇演劇」特許を取得してるそうだ(笑)すげー。
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