噛んだらオイシイ
電車の車内放送の話で面白い裏ネタを知った。
JRは、最近、新快速電車のみ車内放送が車掌さんの生声ではなく、プロのアナウンスになったのだが
放送を出すシステムが車両に搭載されていないため
毎回アナウンスを再生するときに車掌さんの使っているマイクを再生機に近づけて流しているのだそうな。
アナログすぎる!!!(笑)
それにしても、こんな裏ネタよく知ってるなぁ。
長年お世話になっている電車やバスの音声を作ってる会社の社長。
他にもめちゃくちゃマニアックなことをご存知で、鉄オタ、バスオタが高じて今の仕事に就いたとしか思えない(笑)
今日は新しく稼働する、ある送迎バスの音声収録だった。
かつてはバスの車内放送はすごく大変な仕事だった。
デジタルになる前で、1ロールぶん喋り続け、トチリは許されないものだった。
わたしが車内放送を担当し始めたときも、まだ名残があったが、その後多少トチッても、テープを切り貼りして繋いでもらえるようになり、
そのテープもいつか使わなくなってデジタル化された。
今では素材だけを読んで、あとは合成されるシステムになり
または、人間の声ではなく機械の声に取って代わられた路線、バス会社も多くなった。
そんな中、今日のバス会社は「人間の声じゃないと!」と言ってくださる。有難い言葉。
さて、トチることを「噛む」とも言う。
わたしはそのバスの仕事のおかげもあり、ほとんど噛まない訓練ができた。初見読みでも噛まないようになったのは、毎朝の日課、新聞の一面を初見読みする練習を重ねたからだ。
ただ、ナレーションは「噛まなければ良い」ものではないことを今では理解しているので「噛む」ことは悪いことではないと思っている。
帰ってきた「噛んだら終了!」
第1回は観客として見ていて、爆笑したイベント。
第2回に出場することになり、優勝した。
久しぶりの大阪での開催。NATSのTも出場していたので応援に駆けつけたが、すでに散ったあとだった(笑)
噛まないで読むラジオ大阪のアナウンサーはお見事。
でも、やっぱ噛んでくれなきゃ面白くないな(笑)
進化しているこのイベントだが、原点回帰で、アナウンサー、ナレーター、声優、俳優限定でやって欲しい。
今回はお坊さんも出場していて、なんか違うなと思った。
あと、20代30代の若手が出てくれないと、物足りないなと思った。
みなさんお疲れ様でした!
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