アルトの世界

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裏声日記

2019岩手の旅〜富山の旅

気仙沼に寄るか寄らないか?

真剣に議論したのである。

というのも、気仙沼には最高に美味しくて安い居酒屋ぴんぽんがあるのだ。

しかし、富山のきときと寿司も捨てがたい!

「きときと」とは富山弁で「新鮮」という意味である。

仲間たちと相談の結果、今年は富山で一泊することになった。

んじゃ、せっかくなので富山に住んでるボラ仲間のOさんにも声かけて飲もう!

と、勝手に決めて(笑)声をかけた。

彼はこれまでも大阪のメンバーかのようにちょくちょく足を運んでくれていた人で、私に美味しい鱒寿司を教えてくれた人である。

さて、富山を目指す前に大切なことが。

釜石の菊池のおじさんおばさんに会わねばならない!

津波で流されてしまった菊池石材店のクリスマスイルミネーションを復活させるボランティアをして以来のお付き合い。

「家族だとおもっでるから、泊まりにぎで」

と、いつも言われるが、いちおう遠慮している(笑)

立ち話ではあるが、これまた毎年夏の短くとも幸せな時間。

今回はちょうど家にいたお孫さんも呼んでくれて、、、

8年前はまだ小学生だった2人(笑)

すっかり大きくなっちゃって、爽やかな高校生に。

覚えてないよねー?(笑)

「はい、、、、」

そりゃそーだ。

とりあえず、その孫にシャッターを押してもらう。←使えるもんは使う

うん、これで思い残すことなく釜石を後にできる。

お土産やら仕入れやら(笑)も済ませて、富山へダッシュ!

完全予約制の魚津の鱒寿司は、富山で合流するOさんに任せることになり、、、

というのも、本来は魚津で鱒寿司を買い、そこで彼を乗せて富山駅に向かう予定だったのだが、釜石で余裕をコイてしまったため大幅に出発が遅れたのだ(^_^;)

で、Oさんに鱒寿司を取りに行ってもらって富山駅合流することに。Oさん!頼りになります!←やっぱり使えるものは使う(笑)

北陸道をぶっ飛ばしていると、美しい夕焼けに出会える。

日本海の夕焼けはいつも本当に心を癒してくれる。

あー、もうすぐ旅が終わっちゃう。そんな感慨もある。

でも、今日はもう一泊できるもんね!

ということで、無事ホテルでOさんと落ち合うことができた。

これですこれです!きときと〜!

Oさんとの懐かしい話やら、最近の話やら。

「来年はうちに泊まってください」

わー!嬉しい!

岩手だけでなく、あちこちにいる仲間たち。

あの頃の濃密な時間を、想いを共有した仲間たち。

もし、大阪でなにかまた災害があれば、みんな駆けつけてくれることだろう。

私にピンチが訪れたとき、きっと助けてくれるような気がする。

他人を信じるなんて、気安くできないはずなのに、なんとなく信じられるから不思議だ。

でも、私もそうだ。

岩手のあの人。東京のあの人。富山のOさん。沖縄のあの人。もちろん関西の仲間たち。

困っていたら出来る限りのことをしようと思うはずだから。

夏の岩手の旅は、私にとって単なる夏休みの旅行ではなく、感謝と、再確認と、想いを馳せるためにある。

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