さよなら
佐賀に住んでるボランティア仲間が今回の大雨で自宅浸水の被害に遭った。
しかし、自分のことはさておき、すぐさま地元のボランティアセンターで指揮を執ることになったそうな。
これまであちこちで活躍したボランティアのエキスパート。とうとう経験が活かされる時が来たのだ。しかも地元で。。。
応援に行きたいところだが遠いので、今は後方支援することに(T . T)
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/634
ふるさと納税制度を使って佐賀県武雄市に支援できますので、是非よろしくお願いいたします。
今日は奇しくも防災の日。
防災の日と3.11にやることといえば〜非常用持ち出しグッズの点検!!!
賞味期限をチェックし、来年3月まで保つ食品に入れ替える。
タオルやスリッパ、携帯トイレや焚き火で電源が取れるグッズなども入っている。
去年の大阪地震でしっかり揃えたから万全!
でも、まぁ念のため、、、と、ひとつひとつ確認していると
ある細長いポーチの中に
あーーー!こんなとこにあった!!!
なモノが( ̄O ̄;)
実は、ずっと探していた。
亡くなった副キャプからいただいた「感謝」のお金。
「自分が死んだらトヨちゃんに渡して」と言ってお母さんに託していたそうだ。
受け取ったものの使えなくてずっと大切に「ある場所」に閉まっていた。
のだが、、、
そうだった。去年の地震のあと、この現金は絶対持ち出さねばならない!と思って、ここに入れたのだった(^_^;)
それを忘れてしまい、、、
おかしいなぁ、、どこにいっちゃったんだろ。私、使った?イヤそんなはずない!でも、、、無い、、、(TT)
と、家探ししていたのだ。
あー良かった。使う訳ないよね。でも、非常用持ち出しグッズの中はダメだな。どこか別のとこ?
再検討するが、それはそれでまた忘れちゃうのかもね(笑)
どこがいいかな〜。それか、いっそ何か買っちゃおうか?
そんな風に副キャプのことを思い出したのが今日の午前中。
そして夜。もう一度切ない気持ちで彼女のことを思い出すことになった。。。
映像編集などを手掛ける会社をやっていたKさんが亡くなった。
よく行くスタジオの隣に会社があったので、若い頃からなにかとお会いする機会が多く、ゴルフをやっていた頃はコンペに誘っていただいたことも。
大きな身体と眼鏡がトレードマーク、話が面白くていつも場を盛り上げ、満面の笑顔の印象がある。
病気になって激痩せしたときには心配されたが、この春お会いしたときはお元気そうだなと思っていた。
55歳の若さだった。
そんな訳で今夜は急遽お通夜に参列。業界の知った顔が集まった。すごい数の弔問客で、故人が現役世代の若さであることを再認識した。
そこで弔辞を述べたのはスタジオの社長さん。
「僕の還暦祝いをやってもろたから、こんどはKちゃんのとき、どんなふうに祝ってあげよかと思ってたのに、できひんようになったな」
涙をこらなえながら話す社長さんの言葉に耳を傾けながら
あの日。副キャプのお葬式で、司会をしながら弔辞を述べた自分がオーバーラップする。
「トヨちゃん。結婚式の司会してもらう約束していたけど、もう無理みたいだからお葬式の司会をしてね。弔辞もお願いね」
私も仕方なく涙をこらなえながら弔辞で彼女を褒めちぎったっけ。
人生の中で弔辞の大役を任されるなんて何回あることだろう。
出来ればもう二度としたくない。
「死」に対して日頃からとても冷静な私も「別れ」に対しては込み上げてくるものがあった。
この人生は一度きり。
生まれた瞬間から、私達は死ぬ日に向かって歩いてる。
でも、お浄土へ帰れば、また次の新たな人生が始まるのだ。
Kさん。お疲れ様でした。この人生の上ではさよなら。
コメントを書く