アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

彼女のはなし

すごくナチュラルなナレーション。

明るく爽やかなキャラクター。

そして、優しい雰囲気。

あ、この人のナレーションめちゃ良いなぁ。

初めて聞いた時、心の底からそう思った。

なので、結構まわりのナレーターさんに「あの人めちゃ上手い」と勝手にふれ回ったものだ。

性格が良いだけに「嫌味を利かせたナレーション」は苦手。

それで悩んだこともあったようだが、一方で他の人にはできない爽やかさと毒舌のギャップで、楽しいナレーションを提供していた。

という、キャストのナレーター仲間が、明日の番組をもって出産のために辞めることになった。

たった半年あまりの付き合いだったが、ナレーター同士、本当に仲良く、彼女はずいぶん歳上の私を慕ってくれた。

今日はナレーター仲間と、アナウンサーさんとささやかな送別会。

二度と会えなくなるわけではないが、やっぱり寂しいなぁ。

ブーケ をプレゼントすると、彼女は一人一人へ手書きの手紙を渡してくれた。

なんだろ

手紙って、、、嬉しい。

帰宅してからゆっくり読んだが、とても温かいメッセージが綴られていた。

私はドライな人間なので、わかりやすい態度では無かったと思う。

しかし、そんな私を「憧れ」などという最高級な表現で称えてくれた。

今日、話している中で、彼女には子育て以外にもまだ夢があるとわかった。

爽やかで柔らかな彼女の芯の強さ。

柳は折れない。あれだ。

しなやかな私の釣竿と同じだ。←それは例えとしてどうなんだ?(笑)

まずは身体を大切にして、出産と育児に全力投球してね。

 

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