時折雪が舞っていました
1996年11月30日土曜日。
その日はすごく寒くて、陽が差したと思ったら小雪が舞う。不思議な天気でした。
たくさんの荷物を持って、お気に入りの紫色のワンピースを着て、慌てて二条木屋町にあるホテルへ向かいました。
もうすぐホテルに着くというころ、気づきます。
げ!チャック全開!
このワンピース。背中ではなく、左側の脇の下から腰骨あたりにかけてチャックがあるタイプ。
そのチャックが全開で、下からスリップが丸見えだったのです。
まったく、今も昔も変わらず、、、うっかり屋のわたしなのでした(笑)
で、その日から23年。
本日はちょっとめでたい記念日。
あの日と同じ11月30日が土曜日に当たった。
奇跡的に今年も記念日を迎えることができた。
本当に奇跡だ。
感謝やお詫びの気持ちが湧き上がる。とはいえ、いつもと同じ一日で、すごく当たり前の感覚でもあった今日。
永遠などないと知っているのに、いつまでも続くのではないか?と、ついつい思ってしまいそう。
神様は慢心を見抜いた瞬間に罰を与える。
いけない。いけない。
過去は単なる事実であり、未来を約束する糧ではない。
戒めつつ、幸せに、きちんと感謝します。幸せを、きちんと感謝します。
おめでとう。ありがとう。
シャンパンで乾杯。大好きな寿司屋にて。
日本酒は4合。いい感じに酔ったので
2人ぶらぶら歩いて帰りました。
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