アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

正直者

昨夜、局のプロデューサーから連絡があり、早出勤務を頼まれた。

 

ただ、2時間も早い出勤だったので

「えーーー」

「早過ぎますか?」

いちおう渋りつつOKした。

「セクシーボイスでお願いします」

などと言われたら断れない(笑)

というのは冗談で、渋ったのは早出がボランティアだからだ。

さて、ボランティアだと思うと、ついつい動きがのんびりする。

自転車で出かけたが、予想以上に強風で、漕いでも漕いでも進まない(^◇^;)

こりゃ遅刻だな、、、と思いつつ、上記の思いがあるので焦ることもなく

一汗かきながら30分以上かけて到着。

10分遅刻。←とはいえ途中でちゃんと連絡した

遅くなってすみません〜

と、謝ると

「早くから来させてすみません」

と、謝られた。

さて、収録を終えてひと息ついていると、プロデューサーがやってきた。

「知ってるかもしれませんが、早くきてもらったり遅くまでいてもらったりしたらそのぶんプロダクションにお支払いしてるんで、下間さんからも事務所にいちおう報告しておいてくださいね」

「えええっ!!!そうなんですか!!!んじゃあ、わたし、今日遅刻しちゃって、なんかすみません。余裕こいちゃった!」←あ、正直にバラしちゃった( ̄▽ ̄;)

「いえいえ良いんですよ、無理頼んでるから(笑)」

「いやぁ、またいつでも気軽に声かけてくださいね!」←どこまでゲンキンなんだ?!

ギャラが全てかい!と突っ込まれそうだが、実はそんなことない。

早出で頼まれるお仕事は、実はとても嬉しいものだ。

「特集」という分類のもので、同じ報道でもドキュメンタリーに近くて、深い内容のものが多い。別枠扱いとなりナレーターの名前もテロップで出る。

ニュースも特集も同じように大切に読んでいるが、時間的な余裕もあるので、すこし自分で気に入らないナレーションがあれば自ら申し出て修正させていただける。

そんなわけで、ボランティアでもほんとはOK。

ただ、追加の支払いをちゃんと考えてくれる局の対応がすごく信頼できるなぁと。

より納得してお仕事させていただけると思ったのだ。

自分なりに短時間で内容を把握して、少しでも工夫して読みたい。

仕事ができる幸せ。心から感謝だ。

たっぷり働いて、また自転車で帰る。天満に寄り道して、、、、

大好きな変態の店のテイクアウト!

変態のオンパレード(笑)

しばらくつまみには事欠かないな。

仕事のあとの酒もまた格別であった。

 

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