アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

いつも一緒

今年も5月1日がやってきた。

当たり前のことだが、生きてこの日を迎えるたびに

もう彼女はいないんだなぁ。と思う。

副キャプの命日。

例年ならみんなで一心寺にお参りして、彼女を想いながら飲むのだが、、、

今の状況を鑑みて、今年はそれぞれに偲んでもらうことにした。

私は今日はキャストの担当日で、しかも仕事前に予定もあったため

早起きして車でお参りに向かうことにした。

まだ使い慣れないカーナビで、、、いや、場所は分かっているが、駐車場がはっきりしなかったので念のため設定。

すると、早くても20分はかかると思っていた所要時間が10分ほど。

あれー?えらい近いなぁ。

あ!そっか。コロナで道がすいてるからこんなに早く着くのか〜

納得し、出発した。

てっきり谷町筋で南下すると思いきや、都島通りを東へ進めとナビが言う。

おや?こっちから行く方が近道?!

どんな道を行くのか気になり、ナビの画面をいじるものの、使い方がよくわからなくて諦めた。

わぉ、こんな細い道曲がるのか!

しばし車を走らせると、、、

「目的地周辺です」

∑(゚Д゚)ど、どういうこと?!違う!違う!

そこで初めて気づいた。

都島にも一心寺があるやないかーい!!!

慌てて車を停め、ナビを入れ直すと、、、

ここから30分もかかるやん(>_<)

タイムアップ。

やっちゃーん。ごめん。

と、ちょうどそのタイミングでLINEが。

副キャプの彼(だった)から

「今一心寺来てます」

待ち合わせはしていなかったが、彼も同じ気持ちだったのだ。

あーあ。ふつうに着いてたらジャストタイミングでお参りできてたのに。

仕方なくUターンして自宅に帰った。

やっちゃん。相変わらずですよ、とよちゃんは(笑)

今日は彼女に誕生日にもらったバングルをつけて仕事に行った。

お参りできなかったので、やっちゃんの母に電話。

元気そうな声を聞いて安心した(^^)

コロナじゃなかったら、お母さん乗せてお参り行きたかったんだけどね。

うっかりを通り越して超絶おバカなわたしを許してね。

今夜、彼はやっちゃんを偲んで、彼女が好きだった赤ワインを飲んでたみたいだよ。

愛されてるね。羨ましい。

やっちゃんが生きていたら、今日のこの景色はまた違って見えたかもしれない。

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