やりたい仕事
ナレーターとしてやらせてもらえて嬉しい。
そんなお仕事がある。
その種類はナレーター個々に違うだろうとは思うのだが、私の場合はドキュメンタリー的な内容だったり、歴史、自然、文化などを丁寧に描いたものだ。
そう。丁寧に作られた作品、時間をかけて撮影された作品の最後の最後に添えるナレーションを任されることが、とても責任重く、やり甲斐にも繋がる。
さて、お世話になっている番組「キャスト」は報道&情報番組で生放送のため、ナレーションを収録するときに映像が仕上がっていないことがほとんど。
それはそれで、どんな映像なのか?を想像しながらナレーションするので腕の見せどころでもある。
ただ、時折、すでに仕上がっている映像につけるナレーションを依頼されることもあり、それは「特集」というコーナーになる。
特集というだけあって、最低でも数日かけて撮影し、取材しているものだ。
今日の特集は、最近シリーズとして不定期に放送されている京都の文化や芸術をクローズアップされたものだった。
前回、観た時「へー。いい感じ」と思った。
いつもオンエアチェックしてくれているNATSのSが、すかさずLINEしてきて
「こーゆーのをモンちゃんがナレーションしたらええのになぁ」
と言った。
モンちゃんとはNATSの中でのみ言われてる私の愛称である(笑)
私も同感です!と答えた。
しかし、このナレーション誰だろう?
わりと良くて、アナウンサーさん?いや、ナレーターっぽいなぁ。
と、思っていた。
話が長くなったが、今日、その特集の2回目が放送された。
前回と同じナレーターだった。
私ならここをこう読むなぁ、、、と思いつつ見て、でも、やっぱり悪くなくて←上から(笑)
で、誰が読んでいるのか気になって仕方なくなった。
どこぞのナレーターが頼まれているとしたら、悔しいからだ(笑)
私ら、せっかく影ナレーターとして来てるのに、なぜ頼まれないのだ?!と。
アナウンサーの津田さんに「この声どなたです?」と聞いた。
すると、、、
「あ、わかこさんですね」
アナウンサーさんだった。
へぇ。そうなんだ。納得。
私たちナレーターと同じく、アナウンサーさんも「やりたいナレーション」があるだろう。
きっと、この、わかこアナも「こういうのやってみたかったんです」と思いながらやってるんだろうなぁ。
あくまでも想像だが、そんな気がする。
アナウンサーもナレーターも「言葉に想いを乗せて話す」という仕事が大好きなはず。
アナウンサーさんからしたら
「なんでわざわざお金払ってナレーターに頼むんだろ?アナウンサーに頼めばいいのに」
そう思っているかも(笑)
やりたい仕事。
私も抜擢されるよう精進しよう。
今夜はようやく美味しい焼き鳥にありつけました!
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