手を放す
またまた新しくオンラインレッスン生ができた。
東京の20代半ばの男の子である。
役者でありナレーションもやる、という器用な人で、コロナで暇な今、ナレーションの勉強に力を入れたいとのことだった。
当然、私は指導する側だが、指導することによって私自身が学べることも多い。
人それぞれの特徴があるし、その人の良さを伸ばしつつ、新しいアプローチで指導する。
そのアプローチが当たると「よっしゃ!」となるわけだ。
長年、ナレーターとしてやらせてもらっているが、うまく仕事が回るときもあれば、空回りするときもある。
プライベートで悩みがあると、なぜか仕事が順調に運ぶ、なんてこともある。
ここ一年、色々と断捨離があった。コロナの中で、またそれは加速した。
一方で、不思議と新しい出会いやご縁、刺激がやってくる。
あぁ、よく言うよね。
掴んでいるものを手放せば、違うものを掴めるのだ。
今日は物質的な断捨離をした。
キッチンの棚に寝ていた食器たちをメルカリに。
そのぶん棚に新たな空間ができた。
置き場に困っていたものをそこに入れられてすっきり!
「新たな」ってことば。良いな。
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