アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

小さな世界

オンラインで朗読レッスン。

みなさん、一応、プロのかた。

しかし、、、

なんちゅーか、もっと視野を広げて、もっと上を目指して、もっともっと貪欲になればいいのになぁー。

と思う。

喋る仕事でお金稼がないと意味ないと思う。

そのためにも引き出しを増やす努力をしないと。

自分の小さな世界だけでは通用しないのよ。

もちろん一生懸命頑張っている人もいるのだけれど、今日はちょいとイラっとしてしまった。

私は口調が怖いので、厳しく言うとより怖くなるのでは?と控えめにするよう心がけている。

でも、時にはビシッと言わないといけないかなぁと。

あー。指導するって悩ましいなぁ。

今夜は月一の句会。

先生が特選を入れてくれた〜!

麝香草をんな七年長生きす 京町

俳句ももっと学んで視野を広げないと上達しないわけだから、朗読と同じだよなぁ。

と、思う一方

趣味だしこれくらいのレベルでもヨシとしよう、、、と逃げてしまう。

ところで、その先生は私がやっているボランティア活動にも協力してくれて、本当に忙しいのにイベントにも足を運んでくれて有り難い。

句会のあとみんなで飲んでいるときに、こんなことを呟いたので驚いた。

「仕事関係者と何万もする豪華な食事をして、こういうことにこんなにお金を使って、それなら困っている人に支援するべきなのではないか、と考えてしまうときがある」

素晴らしい感覚を備えた方だな、と思った。

罪の意識というか、心の揺れみたいな。

いくら考えても解決しない、答えが見つからない問題だけど、いくつになっても考えてるその方。尊敬する。

損得で動かない。大きな優しさ。

この前その方が買ってくれた釜石ワインと妙の酒を飲みながらの句会。

私は宮城のお土産持参で。

楽しい夜だった。

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