アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

山あり谷あり

元教え子から連絡をもらった。

3年半前に上京し、ナレーターになるべく養成所に入って、その後ご縁のあったプロダクションに入って、、、

初仕事がもらえた時も報告LINEがあったが

しばらく連絡が途絶えていた。

「大阪に戻りました」

とのことだった。

思い通りの人生なんてなかなか歩めない。

いくら頑張っても、たとえ仕事があっても

土地と合わないことだってある。

人間関係に疲れることもある。

なにがあったかは知らないが、3年半頑張った事実は「経験」として残るよね。

仕事にしてもプライベートにしても、苦労したこと、嬉しかったこと、すべて大切な財産。

きっとこれから役に立つと思う。

戻ってきたことの報告がてらうっかりBARに来てくれるそうだ。

私の店に顔を出してくれる元教え子や現役の教え子が数人いる。

私なんぞに会いに行こうと思ってもらえるだけでも、指導者として嬉しいことなのだ。

さて、今日もまだオペラの語りのお仕事。

というのも、演出の都合で、前回収録したものをほぼまるまる変更することになったのだ。

あの責任重大な役どころ、、、もう一回やれってかー(笑)

でも、この前演じ切れなかったところや、解明し切れていなかった台詞を考察し、よりよくなったと喜んでもらえたので一安心。

どんなオペラになるか楽しみだ。

行きつけの焼肉屋の大将のお父さんが、元競艇選手だったことがわかった。

私にとっても競艇は懐かしい思い出。

大将とあれこれ話すうち、無性に野中さんに会いたくなってきた。

私にとって恩師のような存在。

いま、どうしてるのかなぁ。

懐かしすぎるレアな写真を引っ張り出して大将に見せたら

「すごい!お宝物ですね!」

さすが選手の息子(笑)

二十代半ばのわたし。

この頃も紆余曲折あったなぁ。そして、、、

野中さんとの出会いが、今の私の。

新しくなった私の原点だと思う。

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