オトナな2人
先日初めて行ったお店。
とても美味しくて、居心地も良くて、ぜひ再訪したいと思っていた。
同じ気持ちだった方たちともう一度行くことになり予約。
前回はテーブル席だったので、カウンターを予約することにした。
「え!テーブルじゃないの?」
「良いですね。カウンター」
両極端の反応が(笑)
カウンター派の2人は、お店の人と話したい。
料理を作っている様子を見たいし、話をして、シェフのお勧めのものを食べたい。ワインの実力も知りたい。
という考えなのだが
「へぇー。さすがオトナ。そんなこと全然思わなかった(・_・;。3人で色々お喋りしたらいいと思ってた」
というテーブル派の声。
結局、カウンター席で話はまとまったが、そうか。そういう人も世の中多いよね。
時と場合によるんだけど。
かくいう私も、、、今夜は2人。テーブル席。
向かい合って飲みながらじっくりお喋り。
仕事の話、私たちの不思議なご縁の話。
もうこの世にはいない、2人にとって大切だった人の話。
かれこれ6年かぁ。
こうして時々飲めるのも、彼女のお陰だよね。
こういう夜はカウンターではない。
もし入院したら、差し入れは、、、
「寿司」
うんうん。串カツもでしょ?
「僕は鳥カラのが良い」
オッケー。あとはほら、グラタン!
「そう。グラタン。ゆるめの」
そう。ゆるめのね。
2人で飲んでるようで、2人ではない。3人のような気がする。
「僕が死んだら散骨頼みます」
やめて。そもそも散骨は許可が面倒臭い。
「バレませんよ」
バレないかな。じゃあ鴨川で。
「それが良いです。鴨川」
あの世とこの世の話をワインとピザと共に。
酔っ払いました。
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