アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

3つの道の話

4-5年前に養成所で教えていて、その後上京し、頑張っていた子が、先月、関西に戻ってきた。

で、律儀にも今夜、うっかりBARに会いに来てくれた(о´∀`о)

東京に出て3年半。仕事も時々もらえるようにはなっていたようだけれど、、、人生色々。

これからどうしようか?と迷ったときに

「前に先生が”戻るという道もあるんだよ”と言ってくれたのを思い出して戻る気になったのです」

ほほー。下間先生もなかなか良いこと言うね(笑)

右に行こうか?左に行こうか?

人生悩むときがある。

実は後ろにももう一本道が。

今来た道。

戻るという選択は後ろ向きのように見えるけれど、無闇に前に進んでも迷うばかりのこともあるから。

たぶんそういう意味で、そのとき教え子に助言したのだろうと思う。

事実、関西に戻って落ち着いたら、やっぱりナレーターとして仕事がしたいという意欲が湧いてきたようだし、活躍の場がどこであろうとその信念があればいい。

私は東京がすごいとかは思わない。

ただ「売れる感覚」は東京がナンバーワンなのは間違いないので、できれば東京で売れるほうが夢が広がると思う。ギャラも3倍良い。

私だって東京から声がかかるととても嬉しいし、ぜひともアンタの声が必要だ!と引っ張り凧になればウキウキだ(笑)

教え子の場合、東京帰りという売りと、チョー有名プロダクションで学んだ実績も売りになるから、大阪で売れるかも?という期待感は持てる。

さらに、唯一無二のなにか?をこれから見つけられたときにはまた上京することになるかも。

どちらにしても、たとえ元の道を戻ってきても、前には進んでいるわけだ。

若いっていーわねー!(笑)

しかし、せっかく会いに来てくれたのに今日はなぜかお客様が多くて、教え子とゆっくり話すことができなかったのが申し訳ない限り。

たまたま隣合わせたナレーターの先輩や後輩がその子と色々話してくれたので良かった。

本人も刺激をたくさんもらえたと言っていたので今夜は来た甲斐があったかな。

私に今、手伝えることがあれば手伝うので、早く売れまくって、いつか酒をご馳走しておくれ(๑˃̵ᴗ˂̵)

と、教え子に何かと言って洗脳している私です(笑)

 

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