アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

音楽の力

ナレーションするとき、音楽があるととても喋りやすい。

どんな雰囲気で喋って欲しいのかがだいたいわかるからである。

しかし、このMならばこれだろう。という王道を出したのに「違う」と言われることもある。

違う、、、というか、ほかにも方法あるのでは?という考えかな。

さて、今日は教え子のボイスサンプル の準備でレッスンした。

素読みだとなかなかテンポ感がつかめず、のぺっとしてしまう。

そこで、Mに合わせての練習。

すると、曲調に合わせてうまくナレーションできるようになった。

あくまでも、練習だからね。素読みでも自然に緩急つけられないといけないよ!

口酸っぱく言いながらも、ひとまずこれくらい読めたらサンプル収録に進んで良いかな?と思う。

そういえば、昨日の仕事では事前についていたMのイメージから、ややトーン明るく読んだのだが、例の人から「若すぎる」と言われて方向性を変えることになった。

Mが派手だったので、低い声だと聞こえ方が薄れるかな?と思ったのだが。

局での収録は、ほぼMが無い、絵も無い状態での素読み。

こちらの読みに尺もMも合わせてくれる感じである。

時々、私が深刻に喋るとき、Mが上乗せするような雰囲気になるときがあり、それはちょっと、、、と思うことがある。

逆に、Mが盛り上がりまくっているところにナレーションするときは淡々と読む方が良いなぁと思うことも。

今日の教え子に話したのは

アップテンポのMに乗りすぎてしまうと、言葉の粒がMのリズムやパーカッションに消されてしまう。

ということ。知らんけど(笑)

アップテンポのときには時々タイミングが合うくらいにした方がハマるかな、と。

ほんま知らんけど!なんとなく私はそう思ってやってる。カンで!(笑)

なにしろ映像はもちろん、Mの力を借りてナレーションが生きることが多い。

垢抜けたセンスでMが入っているとワクワクする。

いつもお世話になっている方に頼まれて人材の斡旋をしたら、お礼にとワインをもらった。

いつもお世話になっている恩返しのつもりだったのに!

「ねーさんを顎で使ったなんて知れたら、周りから何言われるかわからへんから(笑)」

だってさ!

まぁ良いか。嬉しいから。

ドイツワインだけど、すごーくお勧めなんだって。

さんまちゃん、興味津々(笑)

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