アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

川の流れ気の流れ

今朝は早よから京都へ。

叔母の施設探し。

今いる施設から退去をやんわり促されていて、すぐには出ていけないけれど、せめて次の施設探しをして、申し込みも進めておこうと。

叔母が長年住んだ京都に戻りたがっているのと、鴨川のそばでずっと暮らしていたことがアイデンティティのような?人なので、そこを施設選びの「立地」のポイントにした。

加えて重要なのは「個室のある特養であること」

調べてみると、個室完備は少なく、しかも京都の施設には申し込みの上で色々な制約があることがわかり、2箇所に絞って見学することにした。

1軒目は出来たばかりの施設でとても綺麗。

目の前は公園で住宅地だけれど穏やかな場所。

でも、、、

食事は業者から仕入れて温めるだけ(;´д`)

エレベーターさえ自由に乗れない。

徘徊防止とは言え、ちょっとなぁ。

2軒目は車で向かう道すがら、すでに気持ちがアップした。

というのも、私にとって想い出の場所のすぐ近くだったから。

嵐山のすぐそば。

松尾大社までもすぐ。

ここは、、、母が晩年暮らした家に近いのだ。

その家で悲しい死を迎えた場所でもあるが

母と一緒に行った温泉や、ドライブした桂川、買い物した店、好きだった喫茶店など

私は住んでいないが、最後の母との想い出いっぱい。

あ。叔母さんのための施設探しだった(笑)

でも、その施設はほとんどの部屋から桂川が臨めるし、厨房で作られる食事も評判が良いそうだ。

施設の裏ではボランティアさんが畑をやっていて、立派な大根や水菜などが育っていた。

なんというか、、、

気の流れが良い。

そんな場所だった。

私としてはとても気に入ったのだが、さすがに良い施設は申し込みも多いそうな。

でも、ダメ元で最初の施設とともに申し込むことになった。

施設探しあるある。

探している間に具合が悪くなる。他界する。

こういうのはよくあることなので、くれぐれもそんなことのないように。

叔母には少しでも居心地の良い施設に移ってもらいたいし、京都で生まれて京都で没する人生にしてあげたい。

って!じゃあ最初から京都にしたら良かったやん!

とも思うが、、、

当初はもう1人の叔母がしょっちゅう会いに行くから。とのことで、その叔母の家から近い門真に決めたのだ。

でも、その叔母が今年亡くなってしまったからやむを得ない。

日々状況は変わるのだ。仕方ない。

でも

申し訳ないことしたな。と思ってしまう。

あー。来年はどうなるのかな。

年末の嵐山は観光客が多少いたがコロナの影響をモロに受けているようだ。

嵯峨野の人気レストランを予約して、せめてわざわざこの年末の忙しいときに施設見学にきた私たちのご褒美ランチ。

見学が大幅に伸びて予約時間を変更してもらったが、例年通りの賑わいであればすぐキャンセルになっていたところだろう。

コロナのおかげ。

私たちの席をキープしてくれた償いに、昼間から飲んだ(笑)

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