胸キュン相談室
マンツーマン指導をしていると、本題がずれることがよくある。
無駄口ではない。
指導する以前に、それを受け入れる心の準備ができていない人のため、まずは抱えている問題などを聞いてあげる必要に迫られるのだ。
高い能力があるものの、自分に自信が持てないでいる教え子が多い。
私は心理カウンセラーではないので、突っ込んだことは何もできないが、長年色々なタイプの生徒さんに指導してきた経験上
まずはメンタルからなんとかしてあげたい
大勢を同時に教えるときはなかなかそこまで手厚くできないが、マンツーマンは違う。
今日もやはりそんな展開になった。
ナレーションしているのを聴いていて
あれ?
と、気づくことがあったのだ。
読みが頭でっかちになってる。
体と連動していない。
「スポーツはする?」
この質問から一気に話が横道にそれた。
メンタルの核に繋がったのだ。
ついにはスイッチが入り涙腺崩壊(^^;;
ナレーションのレッスンどころではなくなった。
私は美帆さんや緑さんのように導いてあげられないが
少し落ち着いたところで、一緒になってとにかく全身使って表現することにした。
私もやるから一緒にやろうね!
これくらいしか私には手が無い。
何かにつけてこれ(笑)
さぁ、ご一緒に。
とはいえ、無理なペースは強要しないように。
今夜のうっかりBARは、ようやく営業再開の怒涛の賑わいから通常モードに戻り
カウンターがほどよく埋まって、私もゆっくり料理したりみんなとお喋りしたりできた。
「とよちゃん、クラハで忙しいから、うっかりBARは辞めるんかと思ってた」
常連で飲み仲間の男性が言った。
お休みが長過ぎて、前みたいにちゃんと出来るかわからず不安だったのは事実。
でも再開してみてわかった。
こうしてみんなが集まってくれることの嬉しさ。
悩みごとを聞いたり、近況を聞いたり
のんびり話せるBARでありたい。
リアルイベントの企画も着々と進んでるわよ!
「え!そんな時間どうしたら取れるん?忙しいのに」
あははは。3.11もNATSも進んでるよ。朗読初めもやろうかな。
と、そんな話をしていて、ふと考える。
ぜんぶやっていけるのかしら?
手放すことも時に必要・・・
まだ考える時期ではないけれど、もしかしたら私ならぜんぶやれるかもしれないけれど。
うっかり前の大きな木がクリスマスイルミネーションで飾られた。
この眺めを見るたびうっとりする。
いい場所だ。
あんなこと、こんなことが思い出される。
7年半もやってれば、思い出も増えるね。
先のことはまたいずれ考えよう。
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