アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

談義がとまらない

Qカットを読み終えた直後

上田アナウンサーがにやにやしながら近づいてきた。

Qカットというのは、CM前に挟む5秒ほどの映像で「このあとの話題」の振りのようなものである。

「しもつまさーん、今の迷ったでしょ」にやにや

す、鋭い!

「バレた?やりたかった感じのことができず、仕方ないからさぁ、、、」

「ああするしかないよね(笑)」

「そう、もっと男の子の声にしたかったのに」

「わかるわかる。バレてる!」

というのも

Qカット「がぉーっ!大学に恐竜学部誕生」

ちょっと違うかもしれないけど、こんな内容で

がぉーっ!

って(・_・;

少年の声でやろうと思ってたのに、なんとなく直前の話題に聞き入ってしまい

あ!私の出番!

と思ってあわててカフを上げたら、さっきまで考えてたキャラが吹っ飛んでしまったのだ。

上田アナウンサーは、私のこういう失敗とか、たまに噛んだりすると喜ぶ。

まったく・・・このブラック上田が面白いのだ。

さて

仕事のあと、ナレーターの先輩と飲みに行ったのだが

ちょうどそのオンエアを見ていたこともあり、その話題であるとか

ほかにもナレーション談義に花が咲いた。

「しゃくる」癖については2人とも熱く盛り上がった。

また声の出し方についても話が弾んだ。

モノによって出し方が変わらないと、シャープさや柔らかさの変化が出ない。

ちなみに、今日のオンエアではスポーツも私が読んだのだが

スポーツのときに柔らかい声質だと躍動感が無い。

ストーーーンと声を出したい。

読み終わりで、相方ナレーターに

「とよちゃんのスポーツ良かった」

と言ってもらい、とても嬉しかった。

そんな話もあり、なぜその使い分けをしないのか?できないのか?など、先輩の見解を聞いてたいそう面白かった。

こうして私たちは定期的にナレーション談義をするのだが

相方ナレーターいわく「そういう相手がいない」と言う。

私とはそんな話もするけれど、他にはそんなにいないらしい。

私はというと、語座時代から仲間たちとそんな話ばかりしていたし

クラハで仲良くなったTちゃんとも、電話でナレーション談義に花が咲いたりして

語り合う環境に恵まれている。

めちゃくちゃ勉強になる。

単に楽しくいろんな話題で飲むのも好きだが

この語り合って学べる時間は特に好き。

endless night (笑)

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