口ばっかりのビビりです?
毎年必ず1回は行っている丹波篠山の牡丹鍋。
今日は飲み仲間、男女5人。車1台で出発した!
ドライブ中は、みんなでおバカな話をして笑い合う。
そんな中、秘境の温泉の話題になった。
私は、これまでに混浴露天風呂の経験がかなりある。
秘湯は混浴が多いのだ。
「混浴なんて気にしてたら良いお風呂入れないわよ。阿蘇の温泉なんてめちゃくちゃ良かったし、屋久島の海の露天風呂は入らなきゃもったいない!いちおうタオルで隠して湯船に入っちゃえば大丈夫なのよ!」
「俺は入った経験ないなぁ」
「私も屋久島で入りたかったけど断念したの」
「混浴はそりゃ面白いわよ。相手が先に出るかこっちが先に立つかとか、心理戦!」
とまぁ、私以外のみんなは混浴の面白さを知らないので力説していた。
さて、牡丹鍋の予約までまだしばらく時間があったので、日帰り温泉に行くことにした。
籠坊温泉は鉄泉で、なかなか良い温泉だと聞いていたので、そこの旅館のお風呂に行くことに。
事前に電話して確認し、向かう。
随分と鄙びた温泉ではあるが、、、はたして?
その旅館に着くと、やけに静か。
「すみませーーん。さっき電話したんですが」
「あ、はい。」
宿のご主人らしき人が出てきた。そして
「いま、大浴場ひとつしか準備してないから、男女順番に入ってもらうことになるんやけど」
「え?順番?」
「待っててもらって、次入るとか。小さい浴場は入れてないんです」
こ、これは、、、みんな一瞬固まった。
さっきまで話していた、例の話が頭によぎ…
らへんわ!!!
「そんなの待ってられませんね。じゃあ、やめます。」
私はキッパリ言い切った。
旅館の表に出ると
「わたし、もう、覚悟してたのに!入らへんのや?!」
「へ?」
「あれだけ豪語してたやん!あのネタ振りがあったら、これはもうみんなで混浴するんや!と思って、瞬時にタオルでどう隠そうか?と頭ぐるぐる」
「入るわけないやん。このメンバーやで!」
「話が違う!なに怖気付いてるの!」
「えーーーーいやいや、このメンバー、いや、無理無理」
すっかり私が「ヘタレ」みたいな話になってしまったが、混浴というものは、知り合いではない人とだから成立する(⌒-⌒; )
たしかに旅行にも一緒に行っているし、同じ部屋で寝てる仲間たちだが、さすがに裸を晒すまでの関係性ではない。
「まぁさ、いつか皆んなで入ろうよ。もう男も女もないくらい歳取ったら、良いんじゃない?」
「一緒に入るってゆーか、介護入浴みたいな?」
この温泉事件で皆んな爆笑。
私も鋭いツッコミを受けて、我ながらヘナチョコぶりに爆笑した。
さて、そんなお笑い道中もありながらメインの牡丹鍋へ。
毎度のことながら本当に美味しかった。
どぶろくや、日本酒も頼んで(ハンドルキーパーあり)
もう満腹!
牡丹鍋はピンキリで、中には堅い肉もあるし、散弾銃が口に入ることも。
でもここの猪肉はクオリティが違うのだ。
そして締めの卵かけ雑炊もスペシャル!
ああ、今年も来られてよかった。
ちなみに、満腹になったあと、改めて違う温泉でのんびりしました。
もちろん男女別で(笑)
みんなサイコーです。いつもありがとう。
コメントを書く