アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

白鳥とラッコ

努力と根性という言葉が昔から大嫌いだった。

たぶん、努力しても根性出してもどうにもならないことがあるからだ。

そもそも親を変えたい!

と、いくら思っても、そんな無茶な夢は努力しようがない。努力したって仕方ない。

とまぁ、きっと若い頃はかなりひねくれていたのだろうと思う。

とはいえ、時には努力的なことをしていた。

新人の頃、必死に練習したから今があるわけで、あれは間違いなく努力だったと思う。

さて

なぜこんな話を書くかと言うと

今夜は元NHKエグゼクティブアナウンサー村上信夫君の「言葉磨き塾」だった。

そこで「努力」について思うことを言い合う時間があったのだ。

「報われない努力だったかもしれない」

オリンピックでの羽生結弦くんの言葉を受けてのテーマである。

先ほど書いた通り、私は努力という言葉が嫌いだった。

根性なんて、聞いただけでオエッと思っていた。

だから、熱血系のドラマも苦手(笑)

だったのに・・・

いつから努力に対しても根性に対しても、さほど拒絶しなくなったのはなんでだっけ?

そういえば30歳くらいのとき、事務所の先輩にこんなことを言われた。

「下間ちゃんは白鳥のようだ」

白鳥?!どこが?

実は、白鳥は水面では優雅な姿を見せているが、水中では足を必死にかいている。

だから「下間ちゃんは白鳥のよう」

と思ったらしい。

まぁ、確かに表向きは必死な姿は見せていなかったかも。でも多分ひそかに頑張っていたような気がする。

さて

今の私はどうだろう?

昔のように優雅ではなくなった気がする。

「努力してます!」アピールを堂々として、褒めて褒めて!とせがむ(笑)

白鳥どころかラッコだ。

水中をくるくる回ってお腹で狂ったように貝を割っている。

だ、ださい。

今夜、他の人の意見を聞いていて、自分なりに理屈をつけてみる。

目標が明確にあって、そこに向けて頑張るとき、それは努力と言える。

目標が定まらず、闇雲に頑張るときはなかなか成果が判らない。

目標が決まっていないから。

すると、努力しても「意味なかった」と努力が単なる苦痛でしかなくなる。

二度と努力したくなくなる。

でも、目標決まってないときの頑張りは「努力」とはちょっと違って、ただやってるだけ?

知らんけど。

会場にいく途中見つけたカヌレ。

美味しそうだったので皆さんのぶん買ってお配りしたが

とてもおいしかった。

当たり!

しかも、たまたま残ってただけで、いつも即完売なんだって。

教え子とともに全部買い占めました(笑)

「この時間に全部買っていただいて嬉しいです」

お店の方にとっても、私たちは「当たり」のお客さんだったのね。

オマケもしていただけてハッピーでした。

Le Chic

アイシングクッキーの教室もしてるそうですよ。

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