アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

心残りがないように

朝起きた時、声がガサガサだった。

うわーまずい。

これは朗読はもちろん、仕事も出来ないかもしれない!

念のため、番組ナレーターのメンバーに代わってもらえる人がいるかどうか確認する。

幸い、もしもの時には行ってくれるという返事をもらいひと安心。。。

そして、しばらく様子を見つつ、耳ビジの時間になった。

「昨日よりマシ」

ほんと?それなら良かった。

たしかに、しばらく話していたり朗読したりするうちに安定してきたような。

あー良かった。

というのも、今日は今の番組としてはラスト登板だったから。

お世話になった上田アナウンサーとご一緒できるのも今日が最後。

「声出ず休み」で終わるのはツラい。

そんな気持ちで局入りしたが、スタッフにとっては、番組名が変わることと、出演者が変わることくらいで、なにも感慨などは無さそうだ。

明日が本当の最終回。どうなるかな。

本番直前、上田アナが「ありがとうございました」と声をかけてくれた。

もちろん、だからこそ、今日はちゃんと出勤できて良かった!と思ってはいるのだが

一方で、番組が終わったからって、また飲みに行けるしご縁は続くやん。

と、私は思っているので

「お世話になりました!けど、明日また来るからさ!」

「無理しないでね」

このやり取りの裏にはすごく大切な想いがあること、ウエタケさんはわかってる。

さて、時折咳き込んで、生読みできるか焦るシーンがあったものの

なんとか堪えて「キャスト」の最後の登板は終了した。

ひとまずおつかれ様でした。

引き続き次の番組も頑張ってまいります。

 

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