アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

出版の世界

耳ビジをやり始めてから、世の中には出版したい人が山ほどいることを知った。

本の売り上げは右肩下がりだが、それでも「学び」のニーズは一定数保っているから

同じく右肩下がりのテレビ業界とはちょっと違うようだ。

今年8月に耳ビジで朗読させてもらった著者の岡本文宏さんから「イベントがあるから是非きて」と言われたのは9月の初めだった。

実はなんのイベントかをよく理解しないままスケジュールを確保していたが

今日、その日だったので

場所どこだっけ?なんのイベントだろう?

こんなノリでメッセージを確認し、サイトを開くと

「出版セミナー」だった。

そうなんだ?!

出版セミナーと言えば、石川塾では出版コンペを企画して、つい先日予選が終わったらしい。

私はというと、石川塾のメンバーではあるが

へぇー

って感じで、みんな頑張ってね。と思い切り他人事だった。

本選は11月5日らしいし、大阪でやるので

「都代子さん見にきてください」

と、日本実業出版社の中尾さんに言われたが、すでに仕事やその他の予定をぎちぎちに入れてしまっていた(⌒-⌒; )

とまぁ、それくらいのスタンスでいたのに。。。

なぜかそんな私が出版セミナーなるものに参加してしまった。

ビジネス書を朗読していく上で勉強になるよね。

あ、たまには私もグラレコ的なメモを取ってみよう!

せっかくのご縁なのだ。聞く側としての時間を大切にしたかった。

会場には30人ほど集まっている。みんな出版したいのかなー?

講師は出版プロデューサーの城村典子さんと、小さな出版社の代表の古川創一さん

そして、岡本文宏さん。

それぞれ40分の講義だった。

石川塾のメンバーとして、これまで何回か出版や企画書作りにまつわるセミナーは受けていてなんとなく知識はあったが

オンラインでのセミナーとリアルセミナーでは入り方が違う。

しかもグラレコしようとすると集中力も変わるらしい。

3人の話、めちゃくちゃよくわかった。

ま、グラレコには程遠いが(笑)

ちゃんと拾う言葉を選んでメモったもののノート8ページ分ほど書いた。

いつも耳ビジ聴いてグラレコしてる皆さん、改めてすごい。

これをやると学びの深さが変わるよね。

3時間ほど、これっぽっちも眠くならずに←めちゃ睡眠不足なのに

興味深く聞かせてもらった。

さて

セミナー終了後、懇親会の中で、改めて岡本さんが私をこのセミナーに誘った理由がわかった。

「都代子さんはその気になればいくらでもコンテンツ持ってるから出せるんよ」

岡本さんが言った。

そうだ。そう言えば、9月に食事したときにもそんなことを言ってたっけ。

それで今日のセミナーに招待してくれたのか。

岡本さんは高橋貴子さんとちょっと似てる。

今日も懇親会ではフルバンド入れて自ら歌いまくっていたし(笑)

これがやりたくてイベントを自分で企画しているのだ!と言い切っていた。

サックスやりたいだけの高橋貴子と同じやん!(笑)

貴子さんは私のことや、耳ビジを応援したい!と言ってぐいぐい提案してくれる。

岡本さんは私をスマートに誘ってくれる。

2人ともありがたい存在。

「都代子さんに紹介したい人が」

と言って席まで連れてきてくれたのは奥様と息子さん。

「お世話になってますぅー!」「よろしくお願いします!」

ノリノリの2人(笑)

「この前お会いしたあとね、都代子さん、センスめっちゃええねん!って家でゆーてて、今日はお会いできるって嬉しくて、阪急も乗ってます!」

私は私で

「あの噂の奥さんですね。1人で子育てして、大変だった!」

岡本さんの黒歴史は耳ビジでたっぷり聴いていた。

「よくまぁ、息子さんもまっすぐ育って!」

「そうなんです、苦労して育てられたのが僕です。あははは」

なんて素敵なファミリーだろう。

岡本さんのチャライ笑い声が、今は温かく感じる。

最近、本当に忙しくて余裕が無かったけれど

今日は自分のための学びの時間と

音楽聴いて、初めての人たちとお話して

岡本ファミリーの人柄に触れて

ストレス解消になった。

ちなみに、岡本さんは歌も歌うが作曲もするアーティスト。

ご縁を繋いでくれたのはハルさん。

改めて感謝です。




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