三度目の正直
仕事で上京するとき、時々連絡して会う飲み友がいる。
今では飲み友だけれど、もともとは仕事で出会った。
なにしろ話題がいつも豊富で面白いし、グルメ。さらにはお酒も好きな人なので、定期的に会っては、素敵な店に連れて行ってもらっている。
コロナ禍のこと。
いつものように連絡を取り、約束した。
ところが
タイミングの悪いことに、彼の職場の隣の人がコロナに罹患。
「もしも自分もかかっていて移したら悪いから直前だけどやめとく」
そんなことでキャンセルになってしまった。
そして数ヶ月後のこと。
そうだそうだ、久しぶりにどうかしら?
連絡し、会うことになった。
ところが!
なんと再び同じことが起こったのだ。
さすがに「呪われてる!」と平謝り。
いやいや、そんなの気にしないで構わないし、私はまったく怒っていないのだが
確かに、これって本当は私と会うのが嫌だったりして?
と、不安になったりもした(笑)←そんなわけない
そして、今日。
ようやく久しぶりに、本当に久しぶりにおデート実現!
隠れ家のような特別なフレンチにご案内いただいた。
個室でのおもてなし。
なかなか色っぽい(笑)単なる飲み友です。
再会を祝いながら近況報告しあう。
「健康診断行ったら体重が15キロ増えてて」
「うそっ!それやばすぎる!」
確かに、前よりひとまわり大きくなったような。
そんな話題や仕事、プライベート、笑いながら楽しいフルコースディナーがまもなく終わろうとした頃。
突然照明が消えた。
「え?」
そこへ店のオーナーがキャンドルを灯して登場!
なんのサプライズだ?誕生日?
今日は私の命日であり、もうひとつ誕生日って決めてる日だから?←詳しくはこちら
、、、ではなかった。
なんと!
なんとー!
気の利いた人だと知っていたが、こういう憎い演出してくるんだ。
なんで彼女いないんだろう(笑)
かれこれ何年の付き合いかしら。
長い付き合いになった彼が、幸せになりますように。
お互い元気にまた会えてよかったね。
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